5.0
暗から明へ
色彩が本当に美しい。
辛く評価できなくもないですけど、表現の素晴らしさで何も言うことがなくなります。ここまでの表現力があるなら変な捻りは不要、王道は王道なままが正解でしょう。
随所に見られる陰鬱とした雰囲気から、何かのきっかけがあって光が差し、それが広がる様。暗色調から明色調へ移り変わる場面に感嘆するばかりです。
光が示すのはヒロインの特殊能力ではなく、それを支える何気ない日常のひとコマというのも、実に趣深いです。
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