2.0
全然スッキリしない(最終話まで読破)
びっくりした(笑)
冒頭、主人公ニフェーリカの苛烈な言動に爽快な復讐劇を期待して読み始めたんですが、全体的に走り過ぎて置いていかれた感がすごい。
最後はあろうことか仲良しエンドでしたし…。
まず神獣のどっち付かず感は最高にイラッとしますね。長きに渡って人の世を見て来たくせにその程度の見識か…国が滅んだ時点で学べよ…とツッコむ気力も失せます。
それに、王妃の座を奪ったスピナを赦すための、取ってつけたかのような「実はカワイソウナンデス」設定はちょっと胸焼けが。。娼館生まれ?故郷のみんなを守りたい?だったら他人焼き殺していいのかよ…。
結局その程度で赦せるなら、初めにあんな高い球投げなければよかったのに。というのが読後の感想です。
隣国の王子もちょいちょい絡んできてたけど「え、君たちいついい雰囲気になりましたっけ?」というくらいあっけない魅せ方で残念でした。。
こう考えると、キャラ立ち的にはゲス王太子のアルフレッドが1番一貫性あったという皮肉(笑)
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裏切られた元王妃は2度目の人生を復讐に捧げる