4.0
本当に自分が自分らしくいられる場所…
なんだかんだでイッキ読みです。
「叔父さんヒドイ!」とか「気持ち悪い!」などなど、、、なかなか叔父さんに対してシビアなレビューもあることは知っていたので「一体どれほど叔父さんは変態なんだろうか…」と思いながら最初は恐る恐る読み始めました。
すると、なんのことはない、叔父さんはとても紳士で素敵な大人。
そして艶っぽい!!本当にカッコヨイです…叔父さんの色気がヤバイです(ToT)+
私は読んでいるとふとした瞬間に涙が出てくるほどです…。
確かに主人公のちづるは世間知らずでまだまだ幼い少女です。そんなちづるが「自分の幸せは自分だけが知っていればいい」・「叔父さんと結婚することが幸せなのではなく、叔父さんと一緒にいられることが一番の幸せなんだ」みたいなことを言います。
まだ広い世界をじっくり眺めたことのないちづるが言うこの言葉は、純粋な叔父さんへの愛情も感じられる一方で儚いものです。
おじさんはその儚さ(=ちづるがいつまでも自分の側にはいないだろうということ)をちづるよりも感じながら、それでも愛さずにはいられない、、というところでしょうか。
ちづるはちづるで、叔父さんとの道ならぬ恋にちづるなりの不安を抱えつつも、叔父さんのことを愛しています。
やはり辛い過去をもつちづるにとって、叔父さんこそが自分が自分らしくいられる場所なんだなぁと漫画を読んでいて思います。
そんな二人の絆の深さや、ちづるの心細さに比例する叔父さんの存在の大きさ、そしてそれに必ず応えてくれる叔父さんの愛情深さが作中に散りばめられていて。それに触れるたびなぜか私の涙腺が緩みます(ToT)
ちづる・叔父さんの立場はもちろんそれぞれ全く異なります。そういう二人の内面の描写も秀逸で分かりやすく、良いと思います。
特に叔父さんがどんな想いでいつもちづるの隣りにいるのかということが手に取るように分かります。切なくて、あたたかいです。
エッチシーンは美しく、わりと丁寧に描かれていますし、満足です(笑)
叔父さんのシックスパックが美しい…!
叔父さんの、そんじょそこらの若者にはない色気を是非堪能してみてください(*^^*)
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保護者失格。一線を越えた夜