5.0
旦那の境遇はマシだと思うが、、、
つとむさんはひと言多いのと、潔癖症なのが惜しいな、と思いますが、考え方自体はしっかりされていると思います。
問題は6割方奥さんの方かと、、、
もう少し社会情勢とかも踏まえて旦那のステータスがいかに恵まれているか鑑みたり、
作中でも示されたように旦那の仕事内容とか、もっと早期に歩み寄って知る必要があった。
主人公自身、感情的に生き方を決めている節があり、まさに行き当たりバッタリと感じます。
今回はたまたま絵の才能がハマったからいいものの、失敗して人生を破綻させる人はごまんといます。
一番大事なのはやりがいではなく、
「安定して生活していけるか」です。
一般の人は当たるかどうかの博打を打つのリスクでしかないです。
まずは主人公はつとむさんが追い詰められてないかとか、全身マッサージを自身がやってあげたりとか、もう少しサポートする姿勢があった方が良いです。
私自身、つとむさんと同じかそれ以上の経験をしていますが、まだ恵まれている方だと思いますよ。
キチンと家に帰れて、しっかり給与がでて、多少なり心配してくれる同僚がいるだけ恵まれていますよ。
私は警備会社の管理職ですが、同僚が亡くなるのは平均月イチくらいですし、現場の隊員から毎日のように胸ぐら掴まれて殴られています。
当然労基やハラスメントという概念も無し、やりがいとかワークバランス考えている時点で甘いくらいです。
しかし、病気の妻や小学生の娘の為、生命保険かけて命を賭してお金を稼がなければなりませんので、
その為なら同僚が熱中症とかで道端で命を落とそうが、人生に絶望し勝手にジサツしようが、気にもとめません。
つとむさんのようにキチンとした職場で働けることは非常に恵まれているし、主人公のように才能を生かして職を得れるのは一握りの方です。
多くの方は苦渋の選択で毎日生きなきゃいけないのです。
ですから、普通の人は軽々しくワークバランスとか考えるはよした方がいいと思います。
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