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明治か大正時代の没落令嬢が生け贄となって死神のもとへ嫁いでいくという、けっこうあるあるなストーリー。
親に見捨てられた幼い子の話はちょっと泣ける。
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1449位 ?
明治か大正時代の没落令嬢が生け贄となって死神のもとへ嫁いでいくという、けっこうあるあるなストーリー。
親に見捨てられた幼い子の話はちょっと泣ける。
いざ読んでみたら想像していたより切ない展開で逆にリアルでした。
ハピエン好きなわたしには辛いものがあるけれど、これ以外の選択は考えられない。
ストーリーがよく練られていて毎回ドキドキの連続です。
カテゴリーとしてはオカルトミステリーになるのでしょうか。
ヒロインの目が離れていてヒラメちゃんみたいなのがちょっと残念。
初っ端からヒロイン(?)が自死してしまうという予想外の展開で驚きました。
それ以外の設定は日常的な場面が多かったので、これからどう着地するのか予想がつきません。
先輩と後輩女子のあざとかわいい対決がおもしろい。
少し大袈裟な表現もあるけどお互いの心の中の独白部分が読んでて楽しい。
なんか大学生4人の四角関係がややこしい。
本当は亜貴もヒロインのことが好きだったのでは?
勘違いしてややこしくしているのでは?
そう思わないと切ない話です。
絵はとてもキレイでよかった。
貧乏なのにどうやってセレブの婚活パーティーに参加するのとかキスさえまだとかいろいろツッコミどころはあるけれど、二人の甘々を見てたら文句言えない。
じめっとしたお話かと思いきや以外にもコミカルな要素もありです。
婚約者と妹に裏切られたヒロインが辺境の地に住む15才も年上の男性の元に嫁がされる。
過去に浮気されて捨てられたトラウマがあるために女嫌いになった伯爵がイケオジすぎる。
代表作である「彼方から」も壮大で良かったんですがこの作品は高校生たちを主軸にしてオカルト的な要素をあちこちに散りばめてあります。
ちょっとボーっとしているヒロインがかわいい。
手作りの布雑貨を売りながら生活しているヒロイン。
ある日姉とその子どもがやってきててんやわんや。
更に元カレとの再会まで…
日常のほっこりした世界観が好きな作者さんです。
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死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~