4.0
淡々と進む悲しい復讐劇
あっさりしすぎという意見もありますが、復讐の合間に回想や人物像が入ります。
読み返してみると、また少し違う感じ方にも見えますね。
■主人公ひなた
名前の通りに素直で明るい女の子だったはず。
やっと少し立ち直りかけた頃に知ってしまった姉と姉の赤ちゃんの死の真相。
復讐を実行していく。
物語とはいえ、姉を裏切った男に抱かれるのは並大抵の精神じゃ無理です。
既に心が壊れているんだろうな。
姉の赤ちゃんを失った時に、姉が自殺した時に気づけなかった自分を最初に責めたはず。
両親を失い、姉と2人で生きていたのに…身近な人を亡くすだけで何十年経とうと辛い。
そこから真実を知り、幼馴染みを巻き込みながら復讐を始める。
痛いくらいに悲しい。
■幼なじみで協力者 こうた
付き合い始めた頃の描写が無いけれど、その辺りの馴れ初めも後日描かれるのかなと思っています。
協力していく中での葛藤など…
ひなたの復讐を止められなかったのは、ひなたが壊れるのに耐えられなかったからだとは思いますが。
■復習される側
皆さんが書いている通り。
男も悪い、女も。
男がだらしなくて、そして女が悪質すぎて…
ひなたとこうた
どちらかが壊れてしまう様な不安があります。
バッドエンドにならないようにと願いながら、続きを楽しみにしています。
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RISKY~復讐は罪の味~