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面倒くさい兄貴
難しい視点の家族の話を昇華させている点と弟のポジション、兄の性格が良い感じで絡めてあった。
個人的には想いが通じ合った大学の一夜で話は完結されてたのにその後のエピソードが長く、すれ違いとか不一致等を含む話題をすればする程、「兄弟愛の執着」が恋愛としての勘違いから錯覚を起こしてるのかも知れないのでは?と読者側からの不安要素を駆り立ててしまう作品だった。
兄弟物は曖昧になりやすいから読み手をしっかり説得出来るだけの愛情を表現しないと生まれた時から好きだったでは家族愛から抜け出せない。
身体の繋がりだけを濃密に読まされても納得がいかない作品だった。
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かわいくない兄貴を喘がす方法