5.0
心に響く名作
東村アキコ先生の半生に深く関わった恩師との交流を描いた作品。
物語は、丁寧なエピソードと巧みな人物描写で描かれ、読み進めるうちにどんどんその世界観に引き込まれていく。
不義理な弟子だったと描いているが、恩師は弟子の成長が嬉しくて誇らしかったんだろう。
先生が今も心に抱いているであろう、あの時こうすればよかったの後悔や葛藤が心に響く名作に昇華された。
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かくかくしかじか