12512位 ？
3.0
津雲先生は戦前戦後のストーリーをよく描いてくださりましたが、リアリティーに欠けるのは登場人物の名前がハイカラなところ。
絶対にその名前の方が当時ゼロではないかもしれませんが、
まき、あさみ、こうじ、だいすけ…
まきとこうじ、
娘の夏生、息子の英明はイトコ関係で恋愛になる。
ヒロキとユリアははとこ同士で両思いに。
これは不幸の始まり？それともようやく幸せになる一族なの？
上流家庭のお話なのだろうけれど、
現実にこのような家庭はあったのかしら…
夏生の足の火傷、いつのまにか忘れられた？
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3.0
双子を幸せにも不幸にしたのも、
マサシ、あんただよ！！
マサシはそんなに良い男なのだろうか…
双子とどちらも関係を持って。
奥さんにも愛人にもどちらにも嫉妬しまくりで。
こんな男は見捨てればよいのに、長い間ずっと関係が続いて。
なんだかんだマサシがろくでなしでも、
続きが気になり読んでしまいました。
マサシの母（ミオにとって姑）は粋な女性でした。
嫁いびりせず、息子の不貞にもミオの味方になって。あんな姑、理想ですね。
娘のリカのストーカー問題は当時実際にあった事件をモチーフにしたんでしょうか？？
大学講師もヤバかったけど、リカも不倫して奥さんにも攻撃的な態度だったから、リカも落ち度ありまくり。全く可哀想とは思えなかった。
最後にアメリカでまさかの再会があったのは、
予想がつかない良いラストでした。
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風の輪舞