5.0
-
0
32765位 ?
さいとう先生はいつも絵が綺麗ですよね。加えて背景の描写も美しいです。
沙羅と睡蓮、2人の姉弟が性別入れ替わって進む物語です。平安の時代にすでにこんな物語があったのは驚き!ただ入れ替わっただけではなく、各々の立場による苦悩もしっかり描かれています。男の形をしていても、リアル男子には勝てるわけもなく、犯されてしまう沙羅。悩み苦しみ実際の性へと戻っていく。この姉弟のすごいところは、自分たちで道を開いていくところですかね。弟も実際の性へと戻り戸惑いながらも恋をし、逞しくなっていく姿が、眩しいです。
ぜひ読んでみてください!
ほのぼのしているので、ちゃんと物語が進むのか、ちゃんと着地点があるか心配でしたが、ヒロインの周りの人達のストーリーも丁寧に描きつつ、きちんと物語が終わりました。最後まで買って損はないですよ。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚