5.0
同窓会に行った気分
主人公たちと同い年、80年代後半バブル時代に高校生活を送っていた者です。タイムリープという荒唐無稽な話でありながら、その時代の空気感がカセットテープから流れる曲を通じてリアルに描写されており、その時代を過ごしたものとしては懐かしく、主人公をはじめとした登場人物に深く共感しました。
ストーリー構成も秀逸でハラハラしつつ一気に読んでしまいました。読後感はノスタルジックな気分に浸りながらも自分も前を向いていかなきゃ、という明るい希望感に包まれます。素敵な作品でした、同世代の皆様、特におススメです。
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ハイポジ