5.0
最高傑作です!!!
私はこの話以上に悲しくて美しくてどうしようもない気持ちにさせられた漫画を読んだ事がありません。
私が悔しいのは、時間を無駄にされたと思うような作品に対しては、どれほど下らないか、いかに低レベルかとスラスラと言葉が出てくるのに、この作品のような傑作には、どこに感動してどのようなところが読み手を引き込むポイントなのか、説明するだけの語彙力が自分にない事です。
下らなく表面だけで構成された読者を不愉快にするだけのペラッペラの漫画が氾濫する中で、こんな良作を読んだ事がなかったなんて。
参考にさせてもらっているレビュアーさんが星5つをつけていたので、そこから飛んできましたが、先が気になりすぎて1日で読み切りました。
結果、涙が止まりませんでした。普段映画や漫画でも泣くとかないので、作品に対して涙が出るなんていつぶりなんだろうと思いました。
最後が、モヤモヤでもなくスッキリでもなく、何と表現して良いのか分からない。
感動するでしょ?悲しいでしょ?兄弟って家族って大事でしょ?と訴えかけてくる話はたくさんありますが、そうゆうことじゃないんだよといつも思います。
本当に不思議なのが、深く緻密に計算されたストーリーで読み手を引き込む話はたくさんあるのに、そのような作品程認知度が低いのは何故なんだろうと不思議で仕方ありません。
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