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原作読了済み。
コミカライズ版のカリナは健気というよりも無鉄砲かつ無神経というか、若干鬱陶しい。一昔前の少女漫画的なキャラ設定のせいで芸術病の深刻さが薄れている。
描写に切迫感と繊細さがなく、量産型ラノベコミカライズの域を出ていないのが残念。
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原作読了済み。
コミカライズ版のカリナは健気というよりも無鉄砲かつ無神経というか、若干鬱陶しい。一昔前の少女漫画的なキャラ設定のせいで芸術病の深刻さが薄れている。
描写に切迫感と繊細さがなく、量産型ラノベコミカライズの域を出ていないのが残念。
ストーリーの内容云々よりも作画の稚拙さに辟易。
1話の中でドレスのデザインがエンパイアからプリンセスに変わっていたりと、デッサン力も整合性もなさ過ぎる。
話の展開としては、極悪な義母と腹違いの妹の謀略によって処刑からの逆行、前世の知恵を活かし賢く振る舞いながら、紆余曲折ありつつ幸福を掴むというお決まりな内容。
前世では妹の婚約者となり、主人公・エラの処刑を言い渡した王太子ジル(厳しい帝王教育で心を閉ざしている)と交流していく中で徐々に心を通わせていく、という展開は見どころではあるものの、描写の稚拙さが目立つのが非常に惜しい。
とはいえ、義妹イザベラの(稚拙な)謀略を前世の知識や知恵で挫いていく様は非常に痛快。ついでに言うなら、イザベラの顔芸も見ものである。
最終的に実父すら軟禁しエラを亡き者にしようとするも、人望も知性も持ち合わせていないイザベラ。まんまと裏切られ失脚後に絶望を味わう展開はカタルシスを感じる。
シーズン1を(待てば)無料で読めた事はとても感謝している。
BL作品と知らずに手を出したが、露骨な性描写や同性愛を強調する表現がないので「歴史純愛ファンタジー漫画」として受け入れられた。
その上で、遅々として進まないストーリー展開にイライラする。
美しくも弱々しい主人公、嫉妬ゆえに主人公を冷遇する暴君ヒーロー、長々と続くスレ違い。
まるで東海テレビ制作の昼ドラを見ているような気分に陥る。
ただ、作画は美麗だし、読み進めるとカタルシスを感じる場面もある。
また、これは本作というよりもめちゃコミに対する不満になるが、BL作品ならば、その旨をしっかりと明記すべき。
なんの為のカテゴライズなんだろうか。
可もなく不可もなく、毒にも薬にもならないという感想。
長い長い赤ちゃん〜幼女期、少女期、思春期をすっ飛ばして18歳と話が進んでいくが、ずっと同じ事の繰り返し。山なしオチ無し意味なし。(本作はやおいモノではないが)
主人公のアリアドネ(リア)の内心メインで話が進むので、他キャラがモブ化しているように感じる。
他キャラメインの番外編はあるけども、それも何か薄っぺらいというか、掘り下げが足りないと思う。
その癖何度も何度も同じ内容の話がくるので食傷ぎみになってしまう。(もうその独白は分かったから他の話聞かせてくれよ、となる)
随所に挟まれるギャグシーンも銀○腐女子を彷彿とさせて辟易。
とはいえ、キャラクターの造形は魅力的だし、(ドランステ以外の)衣装や小物のデザインは素敵だと思う。
色々と惜しい作品。
展開の進み方が遅過ぎる。
登場人物のほぼ全員が勝手に脳内完結して話が進み、何も解決せず時間だけが経過していく為スッキリ感がない。
そして、主人公の元皇后も元夫の皇帝も、肝心な事は内に秘め続けて、最終的に感情を爆発させるという独りよがりっぷりにイライラする。
主人公を冷遇し続けた癖に、いざ自分の元から去った途端に追い求め続ける皇帝も、愛のない結婚に同意したのは自分なのに悲劇のヒロインぶって離婚、秘密裏に皇帝の子どもを出産する主人公。両者とも共感出来ない。
"傷だらけの聖女より〜"と似ていると思ったら、原案者と制作スタジオが同一なんですね。
16話までの感想ですが、無駄な引き伸ばしがなく、テンポよく話が進むのでストレスなく読み進める事が出来た。
強欲で無神経な家族・婚約者を切り捨て、自分の道を歩む為に一歩を踏み出した主人公ルナティアがとても魅力的。
不遇な令嬢モノにありがちな、優しいという名の優柔不断だったり、無邪気を装った無鉄砲なキャラクター設定ではなく、強くて聡明なところも好印象。
ヒーローのノクス侯爵の冷静な観察眼や洞察力のお陰で、意味不明なスレ違いが起きたりしないのもストレスフリーな理由かも。(今後の展開はわからないけれども)
とにかく今後が楽しみな作品。
溺愛モノのテンプレを寄せ集めたような内容だと感じた。
幼い頃に実母を亡くし、継母によって虐げられて生きてきた主人公。そんな主人公に初対面で求婚するスパダリ系ヒーロー。
実は主人公とヒーローは子どもの頃に面識があり、一方的に片思いをしているヒーローが主人公を救う。
悪役令嬢は隣国の〜、異世界から聖女が〜辺りを彷彿とさせる設定で続きを読もうとは思えない。
原作読了済み。
原作に忠実でありながら無駄な部分を削ぎ落とし、展開がスムーズになっているのが良き。
作画面はドレス姿の令嬢達が少々ゴツいところや頭や髪の描き方が気になるが、キメ絵やカラー絵は美麗だと思う。
SNSで見かける薄っぺらい論争(男女、地域、世代等)を更に薄めて漫画にしたような作品だと感じた。
同作者の「ダメ恋」もそのきらいがあったが、あちらはエンタメ作品としてきちんと昇華されていた。
本作はそれらが全く出来ていない為、ただただ後味の悪さだけが残り消化不良を起こしてしまう。
冷酷無比な皇帝(とライバルの側室や息子たち)が凶日に生まれたせいで隔離されていた超絶可愛い娘(意訳)に絆されてみんなハッピー☆というストーリーですが、(守る為とはいえ3年も冷遇してた妻子に再会して即メロメロになるならもっと早くに解決出来てたでしょ……)感がすごくて白けてしまった。
そして、「超絶可愛い」とされる娘がいうほど可愛くない。というか「大人がかんがえたさいきょうのようじょ」感が鼻につくキャラ設定なので、「娘ちゃんが可愛いから万事OK☆」という世界観に説得力を感じなかった。
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