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久しぶりに読み応えのある作品と出会えた気がします。丁寧な日本語、豊富な知識に現代人の軽いユーモアもあって読みやすいながらも軽すぎない内容。
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23992位 ?
久しぶりに読み応えのある作品と出会えた気がします。丁寧な日本語、豊富な知識に現代人の軽いユーモアもあって読みやすいながらも軽すぎない内容。
いくつかのカップルによる同時並行の物語進行があまり無いパターンで楽しめます。登場人物がどなたもイヤミなく爽やかでかわいい。
かなり長い事、同じパターンの繰り返しでいつまで続くのかと諦めかけた頃に別の展開になりましたね。思い詰めた時限定の佐藤さん、かなりかわいいですね。
この先生の作品はこの年齢ならではの友情と自身の恋心との狭間で振り回ってしまう繊細な思いを丁寧に描かれていますね。懐かしい気持ちになります。
器のある同性の年上への憧れや好意は、自然な流れだけれど、その逆は丁寧に描かないと伝わり切らないかな、と。
明葉ちゃんの明るさ、素直さが魅力的です。こういう女性は本人の自覚なく、周囲を良い様に引っ掻き回すのでしょうね。
発想が先ず面白い。あり得ないのに読み進めていると人間と動物の会話、共生をナチュラルに受け止めている自分に気付く。動物同士のツッコミも知的で楽しい。ずっと読んでいられる。
とにかく二人ともかわいい。カバ丸、初めて手にとった小学生の頃、最初のガサツな感じにすぐ閉じてしまったけど、その後、改めて読んで、思いっきりハマりました。カバ丸の世界って基本、かわいいで成り立っている。「クス」という表現も大好き。
今更ながら、伊賀野カバ丸を手放した事を後悔。こんなかわいいジュニアが産まれたのね。じいちゃんにされた事を舞ちゃんの前でするとは思いたくないけど、じいちゃんもおばあちゃんの前とでは全然違ったものね。にしても、かわいいなぁ。
ゆとり世代のふざけた弁護士のお話かと思いきや、ドライとウェットの兼ね合いが上手く描かれていて、真実だなぁと感じさせる。
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京都寺町三条のホームズ(コミック版)