4.0
読み応えはあります
鎌倉の街と時々、山形の山奥の村で、四姉妹と街の人々のふれあいを通じて、日々の生活と成長していく様を描いた小説調の作品。
久々に本格的に読み応えのある作品に出会いました。
女ばかり姉妹というので、どうせよくある低俗下品な描写なのだろうと思っていたら、そうではなく自分の好みにピタリと合致。
四姉妹はそれぞれ独特の性格をしており、特に佳乃と腹違いのすずは我の強いところがあり、なんか(心の中で)人の悪口ばかり言っていることが多いのが玉に瑕。
個人的には千佳が一番好き。
紙面の原稿をスキャンしているのか、本作の解像度が非常に悪く読みづらい。
そして、吹き出しがあまりにも多く、誰がどれを言っているのかわからなくなることがある。
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海街diary