5.0
何気に3軍部長たちも好き
ストーリーが面白いのはもちろんですが、ヒロインのビアンカとザカリーが魅力的なだけでなく、脇役の登場人物が最後までキャラぶれせずに描かれているところが好きです。
とくに3軍部長の、ガストン、ソヴール、ロベルのキャラクター設定が絶妙だと思ってて。
序盤でキャラがはっきりしてヒロインとの関わりも増えるガストン、ソヴールに対して、とくにキャラ立ちしてなくて影が薄めなロベル(ビアンカにもなかなか名前覚えてもらえない)、綺麗な顔立ちなので私はなんのとなく気になって登場するたびに「あ、いるいる」くらいのかんじで見守っていたのですが、そういうキャラのままで終盤にヒロインとの関わりがちょっとだけ増えます。
そこでそういうキャラだったことが逆に生かされるというか、そんな大層なエピソードではないし、過去が深く掘り下げられるとかはないので脇役度は変わらないのですが、「そんなこと思ってたんだ...」と、長く同じキャラを見守ってきたからこそ感慨深いというか、大河なドラマでのキャラクターの生かし方をよくわかっている作者だなと思います。
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結婚商売