母親目線で…
現在配信されている最新話25話まで読んだ感想です。
アンシアと出会う前の、ブレイクの境遇を想うと、ツラすぎて胸がぎゅっとなります…
まだ小さな子供なのに、呪われた皇太子として国民の嫌悪感を一身にうけて、実の親の側にもいられず、人目をさけてひっそりと暮らしています。
育ち盛りなのに野菜しか出ない食事にも、腐りかけて酸っぱくなったスープにも、何の疑問ももっていません。なぜなら、彼にとってそれが日常だから。
ようやく心から信頼できるアンシアと出会って、本来のくったくのない笑顔を取り戻しても、ふとした拍子に『僕をおいて離れていかないで』と、アンシアに泣いてすがります。
子供を持つ親として、切なくて、切なくて、本当に悲しくなります。普通、子供はそんな風に家族にすがったりしないんです。だって、ずっと側にいてくれる事を当たり前だと思うから。ブレイクがそんな風に泣いてしまうのは、1人ぼっちの孤独の悲しさを、身をもって知ってしまっているから。
アンシアの、今のブレイクへの気持ちは、まだ母性に近いものかもしれないけれど。
何も告げずに彼の前からいなくなって、再びブレイクが絶望感にさいなまれる事がありませんよぉに… 原作に描かれている未来なんて変えてやる!!くらいの強い決意をもってくれたらいいのに。
ずっと側にいて、いつか大人になったブレイクを、1人の男性として愛してあげてほしいなぁ。そんな風に願わずにはいられません!!
どうか、2人の未来が幸せなものになりますよぉに!!!
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5.0