5.0
珠玉の本
絶望している人が沢山出てくる。貧困、いじめ、病気、リストラ、老後、DV、孤独、家族との断絶、…「話してみなさらんか」どうすることもできないが、誰かに話すだけでほんの少し軽くなる、そんな時は確かにある。
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絶望している人が沢山出てくる。貧困、いじめ、病気、リストラ、老後、DV、孤独、家族との断絶、…「話してみなさらんか」どうすることもできないが、誰かに話すだけでほんの少し軽くなる、そんな時は確かにある。
夜回りネコ大好き!一話で10話はお買い得!
どんどん夜回りワールドに入っていってふとホロホロきちゃいます!
遠藤さんと話して救われたいです。話してるだけで、必ずしも問題解決しているわけじゃないけど。このお話しを読むと世間に悪い人はいないような気がしてくる。にっこり。
皆それぞれの境遇。 悩み 不安 焦り 葛藤
皆それぞれに流れる涙
それを嗅ぎ分け、
今日を生きる猫達が、今日を生きる人々へと声をかける。
行き着く先は解決ってゴールでなく、彼らは所謂、
哀しい、苦しい心持ちだからこそ“優しい”って気付く、
風だったり、
雨だったり、陽射しだったり、星だったり、山だったり川だったり海だったり、灯りだったり何か、そんなようなモノ。
遠藤さんや、じゅーろ達は、
そんなような気付けたら嬉しくて助かるような何か。
変わるも変わらぬも、救われるも救われぬも、
あるがままに今日を生く。それでいいのだ、それで今日もほんの少しって、あの皆に会いにいってみちゃうのだ。
にっこり(い)(*´ω`*)
気を抜いて
油断して読んでると
不意討ちで急に
泣けるシーンに突入したり
することもあるので、
いつどこのシーンで
泣くか分からないから
うっかり人前で読めないじゃないか…!
なので個人的には
1人のときに
読むのがオススメです。
平蔵もみんなもいいやつ過ぎないか。
やさしさが半端ない。
誰も気付かないところで
行われるひそかな善行とか
気付いてくれるんだね。
寄り添い方がもう
やさしさで できてる!
包容力がある。
じんわりきます。
街角のなんでもない生活の一部をそっと拾って、少し温めてくれるような、ほっこりする作品です。夜廻り猫は決してヒーローなわけではなく、ただ見つけてくれるだけ。それが良いです。
泣く子はいねーがーと夜な夜な夜廻りの遠藤平蔵。お節介だったり的外れだったりもするけれど、流石猫さんなので爪跡はしっかり残すのです。時には命を懸けた闘いも。皆一生懸命生きてます。
辛くてどうしようもないときに、ちょっとした優しさに触れることで、生きる力が湧いてきたり、前向きになれたりします。そんな気持ちになれる作品です。
Yahooのコラムでこの作品を見かけて
読み始めもした。
とっても深い作品で
ひとりでのんびり出来る時に読んでます。
読んだあとは心がホワホワします。
せつない話やじんわり心が温かくなる話、ちょっとクスッと笑える話などいろいろ。
人知れず頑張っていたり、寂しい気持ちを抱えていたり、理不尽な目にあっていたりする人たちに
夜廻り猫の遠藤さんは解決してくれる訳ではないけれど、そっと寄り添ってくれる。
猫さん同士の交流の様子もなんだか面白い。
やわらかいタッチの絵で、少ない線で人も猫も表情豊かに描かれていて味があります。