居酒屋カフェ
9歳のまなちゃんは見えないものが見える。
それを嫌った母親に夏休みの間、親戚のおじさんに預けられるところから始まります。
古びた和風カフェのおじさんの店は湯気や醤油の匂いが感じられ
油揚とか高野豆腐、椎茸もとても美味しそうです。
ところでそのおじさんの時代を超えたような謎はこの話の最後あたりに明かされます。
母親、叔母など人間は怖いのに、妖怪たちの温かさ優しさが際立っていて
その交流とおじさんとその料理も一緒になってまなちゃんを癒していくのです。
読んだあとは楽しく清々しい気持ちでした。
ただ、9歳の少女を一人暮らしの男性の元に預けるというのが気にかかりました。
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5.0