5.0
こわい
ああ、そう言えば安野モヨコさんはこういう毒のある作品を描いていたなーーーと思い出しました。でも、上っ面の要素を心の支えに生きている人は割といるのかもしれませんね。
- 0
ああ、そう言えば安野モヨコさんはこういう毒のある作品を描いていたなーーーと思い出しました。でも、上っ面の要素を心の支えに生きている人は割といるのかもしれませんね。
ほらあなたの後ろにいる!
もうあなたを狙っている!
思わずピンク・レディーの歌が浮かびました。わたしも変わらなきゃ?!
現実にありそうな嫌な女の話の傑作の一つだと思います。最近、後ハッピーマニアに似た設定盛り込んでて、後ハッピーマニアがモヨコさんの「ファンサービス」って言ってた意味がひしひし。とにかく一番目に読むならコレですね。
本の表紙からしてアメリカンな感じが舞台なのかなと思ったら、全然ちがった。日常のOLのおはなし。ファンタスティックな感じではない
主人公に異常に執着し、真似ばかりする同僚。「個性」まで取り込まれていると錯覚する様な恐怖。リアルに居そうな所、指摘しても悪びれない所がモヤモヤポイントです(笑)
この作者さんが描く、若くて可愛い女の子達がすごく好きです。
でも……この作品をはじめて読んだときは、ぞっとしたな……。
ちょっとホラー…?こわい。思い込みが激しいというか、そんな人ってホラーですね。まんま真似とかコピーは怖いです。スカッとはしないけど、面白かった。
初めて読んだ時は大学生の頃で、ものすごくオシャレで大人な雰囲気にあこがれました。
今の時代には無いバブリーな空気感を味わいに、定期的に読みたくなる作品。
あるあるなオフィス話と思っていたら、ドキッとする展開。
この発想は無かったなー。
ショートストーリーによくまとめたなって感じ。面白いです。
安野モヨコさんの独特な世界観のお話しですが、共感したり、疑問に思ったり、でも魅力的なお話しだと思います。