ジンメン
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あらすじ
転校で七年ぶりに故郷へ戻ってきた動物好きの主人公・神宮マサト。幼馴染みの女子高生・ヒトミをデートに誘い、訪れた動物園で二人は人間の顔が付いた動物に突如襲われてしまう・・・逃げ惑うマサトとヒトミ。しかし、それは彼らが思いがけない世界に放り出される序章に過ぎなかったーーーー!!動物が人類に反旗を翻す戦慄のアニマル・パニック・ホラー、堂々開園。
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みんなのレビュー
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幼い問いと、茶番劇
「ジンメン」の妙な迫力は買う。
ただ、人間による他の動物の搾取とか、愛玩という名の自己愛とか、描きたいことはわからないでもないけれど、正直、浅い、薄い、という印象は拭えなかった。
人間と他の生命との関わりというのをテーマにした漫画、というと、私はどうしても「寄生獣」が浮かぶ。
比較してもしょうがないとはいえ、どう考えても、本作は「寄生獣」の遥か手前で止まっている。
私が小学生なら「ふうむ」と思ったかもしれないが、今更そんなに無知にも無垢にもなれない。
本作が投げかけている問いがあるとして、私は「そんなのわかってるっつーの」と性格の悪い感想しか出てこなかった。
あまりに幼稚な問いに過ぎて、「寄生獣」の広川市長に会いたくなった。
百歩譲ってその点を看過しても、主人公たちのやり取りや独白や行動は、どうにも茶番にしか見えなくて、全く入り込めなかった。
とにかく全てが幼稚だ。
かといって、子どもが読むにはグロ過ぎる。
どうすりゃいいんだよ。
私は動物が好きで、もう少し何かを見出だせる漫画ではないかと思っていたのだが、残念だ。by roka- 5
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5.0
人間は他の動物と同じように、肉も魚も野菜も、生きるために食べてる。生きている限り食べなきゃいけない。だけど動物と違うのは、多幸感を得るために食べてること。殺めた命をいただくのは動物も同じだけど、人間は平気で廃棄したりもする。産まされては売られ野放しにされて、殺処分という名で年間たくさんの動物が殺されてる。動物同士を闘わせたり、動物にお金を賭ける娯楽とゆう狂った人間の遊び。本来いた場所から連れて来られ狭い檻や水槽の中で一生を過ごす動物。人間のせいなのに外来種と名付けられ駆除とゆう名目で殺されてる動物。何も悪い事をしていないのに実験台にされる動物。違和感ばっかりの現代だけど、このマンガ読んで改めて今の世界に違和感を感じた。一番好きな映画はもののけ姫だけど、マンガはジンメンかもしれない…。
by 匿名希望- 3
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5.0
面白い
一言でいうと、おもしろいです。
この話自体は非現実的なように思えるけど、
最近、動物に人間の臓器をつくる実験が解禁されたというリアル世界でのニュースを見て、意外とありえてしまう話なのかなと、恐ろしくなりました。
あと個人的な話で申し訳ないですが、この漫画を読んでカバが好きになりました。笑by 匿名希望- 6
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4.0
人間による動物実験で生まれたジンメン。
人間に利用され人間を恐れていた動物がジンメンになったことにより知能を持ち人間に対して復讐するという物語。
ただただ殺していくだけでなく、人間から解放されるために動物が行動していくのが知能を持ったジンメンらしいなと思った。
動物園にいる動物、ペットとして売られている動物、実験で利用される動物。
人間の娯楽や発展のために犠牲になってきたからこうやって復讐をするのもおかしくないし、
遥かに人間よりも強いので動物が人間並みの知能を持ったらこうなるんだろうなと読んでみて考え深かい漫画だと思った。by あおにく- 1
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5.0
面白いですね!
動物たちが投薬によって人知を持ち、人間への不信感を爆発させて化物になり世界を襲うという話。
絵はグロいですが、少年誌で連載しててもおかしくないような起承転結があります。
動物好きなマサト少年は、動物園に入り浸っては自然と動物と交流出来るようになりました。
しかし転校を機に大好きな動物園を離れることになるのですが、再会した動物たちに異変が起こっているというもの。
一番好きだった象のハナヨも人間の顔を模した"ジンメン"に成り果てていました。
動物が敵になったらどうなるか?
人間はあくまで銃器に頼らないと動物とは戦えません。そんな危機感と動物の特徴を捉えた作品です。
読めば読むほどハマりますよby ブラッシュトニー- 0
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3.0