きのこ酢さんの投稿一覧

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作品レビュー
投稿 61件 / いいね獲得 19件
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1 - 10件目/全46件

  1. 評価:4.000 4.0

    打ち切り漫画家の体験談。かも

    バクマンの良いところは、挫折の連続にあると思います。
    少し前に流行った漫画家マンガは大体そうでしたが、高木も真城も天才ではありません。アニメ化を目標に努力し作品を何作も出し続けます。
    マンガの第一条件である絵の上達、ストーリー作りについては大分割愛していますが、作品ごとに作戦を変えるのと、担当との相性について言及したのは画期的でした。そしてそれが潰える事も。
    マンガ的なデフォルメがありながらも、これは実際に何度も打ち切りをくらった作者の体験なんだろうなと思いながら読めるのが楽しいです。

    • 4
  2. 評価:3.000 3.0

    ソツない槇村さとる

    芸能プロダクションの敏腕マネージャーと不思議な魅力のタレントの芸能界もの。
    やっぱり売れていく過程はワクワクします。
    この話もそうですがヤングユー時代の槇村さとるはコンスタントに数年で終わる連載を多発していました。
    当時なにかのコラムで月に2本描かないとアシスタントさん達を養えないと言っていて、自由そうに見えて漫画家は大変だなと思いました。
    どの話もお仕事頑張る女性でしたが、こういうフラットな物も好きです。

    • 2
  3. 評価:4.000 4.0

    知りたくないけど知りたい

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    タイトルから分かる通り、自殺遺族になった家族が賠償金支払いなどで奮闘するお話です。
    浮気されて離婚が決まった矢先に夫が自殺し、子どもを抱えた状態で賠償先との交渉、夫の家族からの非難などの災難と闘います。
    当事者は自殺した人の妻で、マンガ作者の妹さん。
    正直夫は面当て自殺にしか思えないし夫家族もアパート側の弁護士も酷くて読むと腹立たしいが、現実に起こりうる事でもあるのでもしもの時の為に知っておきたい話だと思います。
    まだ無料分までしか読んでないけど、続きも買うか検討中。
    この話の続編で、妹さんは起業しているようなのでお元気そうでなによりです。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    心臓に杭打たれる名作

    ポーの一族はシリーズ連作で、本来は短編から始まりバラバラの時系列でエドガーとメリーベルが時を越える存在だと認識するお話でした。
    このサイトでは単行本の順番とは違い、表題作のポーの一族から始まります。
    おそらくこの話が1番分かりやすいからというのと、エドガー、メリーベル、アランの3人が揃うのはこの一作しかないからでしょう。
    できれば発表順に読んで不思議な浮遊感を味わって欲しいですが、一応こちらを先に読んだ方がこの先理解はしやすいです。
    画像の解像度が低いのが気になりますが、ここを入り口に是非とも萩尾望都の世界へ迷い込んで下さい。
    心に楔打つ名作です。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    長すぎた春のリアル

    まだ半分までしか読んでいませんが、彼氏と別れたばかりの女性の心情に共感して読みながら色々考えを巡らせてしまいます。
    恨みよりも、寂しさや後悔ばかりつのってきたり・・・
    多分お互いトラブル無く付き合えたからこそ、結婚しないまま何年も経ってしまったのだろう。悪人では無いけど善人でもない感じに、恋愛のリアルを感じました。
    ところで千鶴が酔い潰れた居酒屋が韓国っぽかったけど、気のせいかな?

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    愛のアランフェス続編

    昔読んでいてフィギュアスケート好きになった今読んだらどんな感じかな?と読み直しました。
    そしたら結構ツッコミたくなるような展開が多発・・・!
    アイスダンス自体は日本では競技人口少ないから2組が延々争ってもおかしくないけどさ。パートナーチェンジして試合でてシーズン途中でまた変えるとかw
    途中から競技よりも樹里と恵の家族や三角関係に比重が高まります。フィギュアマンガというよりメロドラマですね。
    愛のアランフェスのキャラも出ますよ。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    日本最高峰のオタクの生態

    本編にもありますが、庵野監督は日本でもトップクラスのオタクで知られていて、そんな人が当時オシャレマンガ家として人気だった安野モヨコさんと結婚したのはかなりの驚きでした。
    アニメ監督の生活自体も謎ですが、マンガ家との結婚生活なんてそれまで全く見た事無かったジャンルなので凄い新鮮ですし、新婚はどこも2人だけが分かる会話をするバカップルになるんだなという親近感が湧きました。
    話の終わりごとにあるオタク用語解説がまた凄い長く、いちいち説明したがるところにオタクみがあってその筋の者(オタク)には満足度が高いです。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    マイナージャンルの青春物

    箏曲というマイナーなジャンルでよくここまで部活青春マンガにできるなと感心します。
    少年マンガですが、絵もコマ運びの美しさも少女マンガ的です。端的に言うならエモい。
    マイナーな楽器なのに部活に出来て、仲間も集められて大会に出る、というセオリー通りの展開はましろのおとにも似ています。
    ですがこちらは天賦の才を持った者の話ではなく、仲間と努力の素晴らしいを描いていると思います。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    吾峠先生のオリジナリティ

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    鬼滅の刃の前身作品である過狩り狩りには、珠世と愈史郎と無惨と富岡の原型キャラが出てきます。
    凄く乾いた硬派な作品で、ここからよくジャンプ的な要素を加えて鬼滅が出来上がったなと感心してしまいます。
    他の短編も不気味さと乾いた空気感が際立っていて、ジャンプというよりアフタヌーンにありそうな話ですが、これがワニ先生本来のオリジナリティなんだと深く納得できました。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    気になる最後

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    女子高生とおっさんの入れ替わりだけど全くドキドキしない、むしろハラハラ嫌な汗をかく。
    おっさん(正吾)はJKになってエンジョイして、じゃあ何も持ってないおっさんになったはなは?
    案外順応していてホッとするけど、やっぱりはなの方が奪われた側に見えてしまう。
    最後はなの体を使った正吾は妊娠し、2人も元に戻らないまま終わってしまう。
    ここからの方が凄い気になる。はなはどういう気持ちで人生生きるんだろう。

    • 0
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