4.0
ポップ
このおどろおどろしさと、うさぎのようなポップなものが同居する世界は、この人にしか描けない。母に対してぞっとする。
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このおどろおどろしさと、うさぎのようなポップなものが同居する世界は、この人にしか描けない。母に対してぞっとする。
猫がすべて持っていく。かわいくて、妖しくて、セクシーで。そんな猫が相棒で色んな事件を解決するって、憧れてしまう。男がいなくても、猫がいたらいいかもしれない。
彼も彼女もたまらなくクール。彼と彼女を繋ぐ妻&母がいない、二人から愛される人が不在のまま続いていく日常。ポエムのような、心に残る言葉で綴られていく。
重厚な内容だが、絵の線の細さが、欲に弱い人間の姿をよく現しているみたいだ。読み返してみると、こんなところに伏線があったのかと驚く。
読みすすめていって、何がでてくる?ってすごく気になる。女性の日常の話のようで、どこかミステリーのような、謎が明かされるんじゃないかと期待が高まる。
自分一人が修行して高みをめざすんじゃないんだよね。相手がいるから、自分も行動を起こせるし、気づくこともできる。相手に対する尊敬だよね。マジでヤバい。
あの頃夢中になった漫画といえば、これ。二人の男性の間で揺れ動く乙女心。恋は、一時の気の迷いなのか、幻か、それとも本音なのか。
まずタイトルに惹かれて読んでみたがビックリ❗️こんな話だったのかと、いい意味で裏切られる。無邪気さが怖い。
「蛍火の灯る頃に」「蜜の島」「背の眼」といった名作と比べると、内容が小ぶりな感は否めない。恐怖が軽く、底知れない恐怖ではない。
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