5.0
大切な人を素直に思える
登場人物の描写が細やかで、読んでいてキューンとします。
恋する気持ちを素直に伝えられるなっちゃん
女性に慣れてるのになっちゃんには必死になってしまう龍さん
いいオンナ風気取り、だけど実際にほんとに素敵な若林さん(048話でお嫁さんだっこされるシーンが特に好き)
テーマは主婦の不倫だけれど、登場人物の純粋な様子に心動かされました。
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登場人物の描写が細やかで、読んでいてキューンとします。
恋する気持ちを素直に伝えられるなっちゃん
女性に慣れてるのになっちゃんには必死になってしまう龍さん
いいオンナ風気取り、だけど実際にほんとに素敵な若林さん(048話でお嫁さんだっこされるシーンが特に好き)
テーマは主婦の不倫だけれど、登場人物の純粋な様子に心動かされました。
26歳のおとなしめの女の子が40半ばのスネに傷ありなオッサンに恋してしまい、優しくされたり傷つくこと言われたりの繰り返しで、、、
お互いにテリトリーがちがちに固めながら、お互いのちょっとした言動でその壁が崩されたり強化されたり。傷つくこともあるのに、そういう存在のヒトを心のどこかで求めてしまうのは、意外と多くのヒトにあてはまる(=共感できる)ことなんじゃないかと思います。
あいのさんの顔は強烈だし、昆虫の絵もかなりリアルでややグロテスク。ですが、読み終わって少ししてから、シーンや台詞を思い出して「いい話だな」と思えてきます。常識に頭ガチガチになってる時に読み返したい作品です。
ゆるくてちゃらんぽらんで彼氏にしたら最悪な男(笑)が、たまたま訪れたbarで、まるで奇跡みたいな出来事に出会って、、、って、なんとなくこのゆるくてひがみっぽくて、でも素直なこの男だからこういうことが起こってもなんだかおかしくないなぁと。表紙の表情もまたかわゆいのです。
初めて聴いたジャズに身体も心も持っていかれて、一心不乱にサックスを吹く主人公。吹奏楽部にいたから、破天荒な練習ぶりに疑問がないわけでもないのだけれど、自分のなかに信じるものができて、それに向けてただひたすらに突き進める姿は格好いい。あと、お父さんのスタンスもまた素敵。
財力のなすままに、好き放題の4人組。連載当時、彼らとほぼ同い年の地方の小学生だったので、出てくる地名や設定にひたすら憧れて読んでました。最後に16歳のチャコかでてきますが、やっぱりチャコは10歳の頃が自由でかわいくて無鉄砲で最強に素敵でした。
ほのぼのとした表紙で、80歳だけど私かわいいおばあちゃん、的な人のほのぼの話かと思いきや、家族のごたごたで家出を決意、好奇心と必要性に背中押されてネットカフェ泊まり込み。。生きる気迫がじわじわと伝わってきた。
ドラマで知ってあとからマンガを読みました。根底にあるのが、赤ちゃんの命を大切にすること。こういう姿勢、仕事において最も大切な価値基準を貫くことは、どんな仕事でも当てはまる気がします。果たして自分はそんな風に働けてるのか?というのを自問したいときに読みたくなります。
田之倉くんももちろん素敵なのですが(そして福士くんもイメージ通りでした)、花笑さんが女性として、人として、社会人として、自分のペースで成長してゆく姿に、自分も前向きに頑張ろうと思わせてくれるのが、この作品の素敵なところです。全巻読破して、最後まで幸せな気持ちになれました。
あぁもうなんでこんなに若くなっちゃったの!妙齢のお姉さんで留まってたら、恋に発展したかもしれないのに!ともったいない気持ちになりながら、はかなげで、どこか色っぽさのある絵柄に、どんな形であれふたりにとって幸せな結末になるを願わずにはいられません。
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