5.0
葛藤、混沌、狂気入り乱れた大戦争・・・一見してやる気のない総長だが、その裏では各子分を慮って、いかに被害の少ない勝利を得るかを計算し尽くしている・・・それに気づかない反目共が愚かな行動に出るが、それも筒抜け・・・極道どうこうよりも、英雄とは・・・っていうタイトルの方がしっくり来るなぁ、っていう印象・・・この作品内で命を散らしていった者達、誰を想い、誰を助け・・・それが人にどう想いとして残っていくか・・・という、極道作品でありながらいかに、人間の世界での生きざまを考えさせられる作品
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