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歳をとったからか、学生の恋愛モノをこうも大げさに演出されてしまうと、少し引いてしまうところがあります。『クズの本懐』のような雰囲気の作品です。
主人公のちょいちょい悪い顔がでてきますが、夜神月くんくらい達観していないと、ものすごく中途半端で逆にダサいです。
そんなに延ばす作品でもないですが、魅力的なキャラクターがうまく使いきれないまま終わり、色んな面で消化不良。無駄なく完結しているはずなのに読後感がすっきり、という感じにはなりませんでした。
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レビュアーランキング 880位 ?
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歳をとったからか、学生の恋愛モノをこうも大げさに演出されてしまうと、少し引いてしまうところがあります。『クズの本懐』のような雰囲気の作品です。
主人公のちょいちょい悪い顔がでてきますが、夜神月くんくらい達観していないと、ものすごく中途半端で逆にダサいです。
そんなに延ばす作品でもないですが、魅力的なキャラクターがうまく使いきれないまま終わり、色んな面で消化不良。無駄なく完結しているはずなのに読後感がすっきり、という感じにはなりませんでした。
まだ未完ですが…。
漫画でもドラマでも今までかなり扱ってきた題材です。ヘアケアやメイクのポイントも、特に真新しい情報もないので、そういう点では特に先が待ち遠しいという感じでもないです。
個人的に絵が合わないというか、記憶に残るような絵ではないので、登場人物たちの顔立ちや表情も印象に残らず、彼らの見事な一方通行な恋もそこまで魅力的に伝わりません。
基本的にはシンデレラストーリーは好きなので期待していましたが、私には合わず残念でした。
タイトルから想像ができるように、しきゅう頸癌によるしきゅう及び卵巣全摘を経験された作者さんのエッセイです(漢字表記はこちらでは不適切なワードとなってしまうそうです)。
絵柄はポ◯テピピックのような可愛らしさなので、読む側はそこまで重くならないと思います。キャラクターの描き分けが多様で、きっと元々の絵もお上手なのだろうな、と感じました。
作者さんの日ごろからの明るくハイテンションなお人柄や、それに惹きつけられたであろう周りの方々が皆いい人で、安心して読めました。パニック障害も経験されているということで、本当はがんばり屋さんなのだと思いますけどね。
私は予定帝王切開で出産したので、なんとなく手術や術後の感じが似ていて懐かしくなりました。また、夜中、入院中のお母さんを求める娘のひなこちゃんのいじらしさが、自身の子どもと重なってしまい泣けてしまいました。最近は、育児でいらいらしてしまうときもありましたが、健康で、我が子を抱きしめられることかいかに幸せなことなのか、再確認する機会をいただき、感謝いたします。
余談ですが、旦那様も漫画家さんだそうで、気になって調べてみたら『ダイヤのA』の作者・寺嶋裕二先生のようですね。
まるで同級生のヒロインかのような愛らしいルックスを備えた毒親・清子のトンデモ行動により、主人公の日常が崩れて行くお話。
トーン無し、すべて描きこみのこの作品は、モノローグも一切なく、心理描写は画で勝負されています。見せ場は惜しむことなく見開きで、清子さんその顔サイコパス。
この作家さん、面白いけどなんとなく肌に合わず実はそんなに好きではないのですが、ここへ来て底力を見せつけられた気がして評価は高くせざる得ません。
血の轍ーボブディランのアルバムからでしょうかね。結末はまだ読めないです。
子どもが可哀想かどうかはまぁ置いときます。
今のところ未来ちゃんへの愛情はわかりますので、ちゃんと入籍していても虐待、育児放棄をしてしまう親よりはよっぽどマシかと。
ただ、ナナオさんのミウラさんへの態度に不快感を覚えます。
妊活をはじめるときに、『セッ◯スするだけで良い!』と言っていたのに、父親としてどうとか、認知させてあげるとか、あまつさえ説教とか、どの口が言えるのか。
男として甲斐性がなくクズなのは重々承知ですが、彼はあくまで精◯提供をしたまでで、責められたり貶められたりする筋合いは無いはずです。おひとりさま出産と言いつつ、彼に対して『言うても改心するだろう』という安易な期待が見え隠れするところや、あまりな無計画さはとにかく不快。
散々言いましたが、妊娠出産あるあるは読んでいて面白いですし、無茶したものの、とりあえず無事出産されたので結果オーライ。
育児は多少雑なくらいが丁度良いと勝手に思っているので、最終的にハッピーエンドになるようこのまま進んでくれれば良いなぁと思います。
いち読者として、ミウラさんには一切期待しません。
意外と評価低いんですねー笑
うちは主人が毎日帰ってくるのでさすがにゴミ屋敷までにはなりませんが、でもひとりのときはダラダラでご飯もテキトーでなんだか共感する部分もありました。
花のひとり言や小芝居が目立ちますが、これは設定上仕方ないかな?食べ方とかも絵柄が可愛いらしいので私はそんな嫌悪感はありません。
ズボラ飯紹介の一話完結モノと思いきや、話が進むにつれ花の闇?の部分も見えてきたりなど、意外とストーリーになっている。かなり進展遅いですが、新話が出るまで何度も読み返しています。
菜緒と上原君が帰ってきた!
相変わらずののほほんテイストは健在で、良い意味で全くクセの無い、読んでも人生に何の衝撃を受けることのない作品です。本当、良い意味で。
とはいえ菜緒たちも大学生→社会人となり、自分のさらなる進路、結婚などをリアルに意識する歳になりました。菜緒たちはコールの現役読者さんよりきっと下の世代にはなってしまったものの、少しずつ歳を重ねて成長していっています。いつのまにか二人がオトナな関係になってることを示唆する描写が序盤にあり、ちょっとだけびっくりしました笑
異性とぶつかると動物(干支)に化けてしまう呪いを背負った草摩家と、ごくごく平凡な貧乏女子高生とのファンタジー…になるんですかね?
個人的には魔法とか変身とかがあるとダメなのですが、この作品はそういう部分を越えているので読めました。
平凡とは書きましたが、とにかく主人公・透ちゃんの心が清くて清くて…当時学生の私は彼女を真似て丁寧な言葉遣い、所作を試みるも1日と持たず、そのまま成長した私は、ただただ自分の人生の汚さを勝手に悲観するのでありました…。
雪が溶けたら春になる--使わせていただきます。
ずっと気になっていた作品で、このたび無料分を読みました。
永田正実さんとか高須賀由枝さんのような、線が細くキレイで、ファッションなども可愛らしい絵です。それゆえ、テーマが重い割にどうしてもキレイに見えてしまって逆に損しているかな、とも感じます(脊損の漫画はリアルの方を先に読んでいたので…)。下の話とか、現実的な問題もちゃんと出ているんですけどね。
じっくり読みたかったので、無料分以降は近所でレンタルして書籍で読みました。
まさか望月花梨さんの作品があるとは…!
少女漫画にしてはかなり特殊な視点から描かれる作品が多いです。
最後の作品から12年も経っているので、すでに引退されてしまったのかもしれませんが、こういう場からでももう一度、作品たちが評価されないかなぁと期待してしまいます。
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