んばななさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全37件
  1. 評価:4.000 4.0

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    セリアのブルーの瞳をイメージしたルシェの衣装はベゴニアが心血を注いだ傑作でした。

    小説ではそんなルシェの姿に釘付けになる貴族たちが大勢いてピンク髪婦人もその中のひとりでした。
    ルシェの衣装をデザインして報酬を貰うのではなくモデル料を払うべきでは?と思うほどでした。

    一方カリスも馴染みの店で衣装を選んでいました。
    カリス担当デザイナーは「彼は元婚約者に会いにいくから慎重にやらなければ」と悲しい顔をしていますがカリスの補佐官はずっとイライラしていた彼が生き生している姿を久しぶりに見て喜んでいます。

    シュテルン旗の引き渡しは特別なことであり、急遽ベルク邸で記念パーティーをすることを聞いたカリスは「セリアは自分と話すのがそんなに嫌なのか?」と落ち込みますがセリアに会えることで緊張しています。

    気合の入ったルシェを見たカリスはセリアにいい印象を与えるために着飾ったのは自分だけではなかったと気づきました。

    ルシェに挨拶をしようと向かうカリスを見守る司祭たちは鎧を着けていないルシェを見てカリスはころされずに済みそうで良かったと安心しています。

    カリスはセリアを大公妃などと呼びたくないのでシュテルン呼びを貫き、ルシェはセリアを妻と呼びバチバチです。

    隠しきれない片思いの表情を浮かべるカリスにルシェの手にシワが立ちカリスの口に手袋をツッコみたいとブチ切れていました。

    カリスもルシェから聖女の夫と言われブチ切れ寸前ですが、これを台無しにしてしまったらセリアが2度と会ってくれなくなると思い我慢しています。

    カリスはセリアを永遠に失うとは思ってもいませんでした。
    あの日から募ったカリスの恨みの8割は後悔で自身を苦しめ、1割は自分を見捨てたセリアに、そして残りの1割はルシェへ…カリスはどちらかがしぬまでお互い手袋を投げ合い決闘したい…できる事なら今すぐ手袋を投げ捨てたいと思っていました。

    カリスは急遽開催されるパーティーを思い出し
    「シュテルンが耐えてきた苦労を考えると心が痛む」とカリスは冷たく言いました。

    「苦労?」
    「パーティーの準備は大変でしょ?しかも突然で」
    「苦労したよ。パーティーの準備をしたのは私だからよく知っている。君はなぜ私の妻の心配をしている?」
    「シュテルンの安全は当主にとって重要なことでは?」
    「君ほど傲慢な一家はないな」

    バチバチです

    • 28
  2. 評価:4.000 4.0

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    今回のコミックと原作小説とかなり変わっていました。

    目覚めたセリアはビビと一緒にこっそりと部屋抜け出してルシェを探しに行きます。

    ルシェを見つけ誰もいない場所で全てを話したセリアですがルシェからシュテルンの力を感じて一緒に居るのは気持ちが良いと話します。

    「ベッドで私を拒まなかったのはシュテルンの神聖力がお陰だったのか?」の質問に答えられないセリアを見てルシェの口もとには笑みが出ます。

    「セリア、別の理由で返事をくれてもいいよ、私は上手か?」

    「上手って何のこと?」

    「わかるだろ?」

    「わからないから聞いてるんです!」

    セリアの肩に顔を埋めて大笑いするルシェにセリアはキスをしてルシェの太ももを足で撫でました。
    反応するルシェにセリアは「数日は無理です。医者から絶対安静と言われてます」とお仕置きを果たします。

    お仕置きと言う名のごうもんを味わったルシェはセリアを部屋に送り届けたあとお風呂へ直行しました。

    ピンク髪婦人夫婦の城にあるルシェの仮仕事部屋にリノンが行くとルシェの姿は無く、使用人からお風呂に行ったと聞かされリノンは突然?と首を傾げます。

    ちょうど来たセリアを診た医師に「体調は安定してますか?彼女はまだ何も出来ませんよね?」とリノンは聞きます(リノン…笑)

    「はい。休む必要がありますが…何か問題でも?」と聞き返す医師に聡明な補佐官リノンはその考えを追い払いました。

    そんななかバスローブ姿で戻って来たルシェはセリアと神官との対面日をリノンと話し合います。
    「殿下は少し動揺しているように見える!何があった?まさか!そんな訳ない!」と焦るのでした。

    リノンからシュテルン旗を持ってカリスがセリアに会いに来ると話を聞いたルシェは

    「ただ、こ○してしまえ、旗を奪ったら彼は○ろしたほうがいい…彼は気が狂っている。なぜ彼を生かしておかなければならないんだ?」

    ルシェの手元にある書類はグシャグシャになり机に放り投げた。
    それはベルク騎士団に支給される新剣の報告書でした。

    ルシェは新剣のテストとしてハネトン騎士団に使ってみるのも悪くないと考えていました。

    シュテルン旗を届けるという面倒な役目を得たのは全てセリアに会う為…ルシェはカリスに異常な憎悪を感じ、頭蓋骨を割りひっく返したいという衝動に駆られていました。

    • 27
  3. 評価:3.000 3.0

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    小説では星座金の鉱山で倒れたセリアがピンク髪の旦那さんが貸してくれた部屋で目覚めます。
    目覚めた途端、暴れ出すセリアはルシェに抑え付けられ医者に鎮静剤を打たれ正気に戻ります。
    セリアが倒れ帝都のベルク邸に戻れないため、ベルク家の専属医師は1日10回以上もセリアを診察していました。

    「もう少し寝ててもいいですか?」と言うセリアにルシェは首を絞めつけられるような不安感を感じていました。
    「なぜ寝たいんだ?すぐに寝たら悪夢が続く、薬を飲んでから寝てくれ」と話すルシェは青白い顔をしていてセリアは素直に従いました。

    「ごめんなさい」と謝るセリアにいろいろ問いかけるルシェですが「君の神聖力で偽造でもすれば私は納得しただろうに…」と話します。
    実際ルシェは今までセリアの嘘を黙って受け入れてきたように今回もそうするつもりでいました。

    これまでセリアは数日目覚めないことが何回かありルシェは待ち続け、また今回もすぐ目覚めるだろうと思っていました。
    ですがセリアは目覚めず永遠に目覚めないのでは?とルシェは息苦しさを感じていました。

    2日間静養した後、セリアは倒れた鉱山へ行きトゥバンに会いに行きます。

    何か重大なことを話そうとする度に血を吐くトゥバンですがセリアはトゥバンの長い髪を掴み口を拭いてあげます。(髪で拭けるのでしょうか?)

    目覚めてルシェが隣にいましたが、小説ではビビがいます。
    忙しいルシェは皇宮へ行っていて、一睡もいていないとセリアへ伝えました。(ルシェは強いですね)

    • 33
  4. 評価:3.000 3.0

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    小説では星座金鉱を見つけたセリアは考えていました。
    神官が神のエネルギーを敏感に感じるようにシュテルンは星座金のエネルギーを敏感に感じる。
    鉄を探す金属探知機ではないが近くに大きな星座金鉱があれば当然わかる。
    (セリアはルシェと緑の装苑の地下室ですぐ見つけていましたね)

    セリアが読んだ原作小説ではリナとセリアの兄カシウスが何度もこの場所に来ていました。
    こんなに強い星座金のエネルギーをリナは感じなかったのか?高位貴族(ルシェやカリス、セリアの一族ケリドン家など)でも何かがあるとわかるほどなのに…セリアは理解できませんでした。

    今回出てきたトゥバンですが海外サイトでは目隠し猿ぐつわ姿に「怪しいプレイルームから出てきた人」「見た目が怪しすぎる」と散々な口コミでした。

    • 15
  5. 評価:3.000 3.0

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    小説ではセリアから収益を分ける話を振られてルシェから充分貰っているし、忙しくて使えないと答えるリノンでしたがセリアから「清掃用品でも買ったら?」と言われ咳き込んでしまいます。

    セリアはリノンが潔癖症であること、お掃除グッズが好きなことを知っているから話しています。

    「確かに私は清掃用品が本当に好きですから…たくさん買うつもりですよ」と堂々と答えるリノンにセリアは絶望します。

    そしてリノンは少し暗い顔をしながら「もし今後3ヶ月以内に何か過ちをおかしても1度だけ許してくれますか?」と質問します。

    セリアは「過ち?リノンどうしたの?」と聞き返しますがリノンは笑うだけで答えてくれませんでした。

    その笑顔がとても必死に見えたセリアは「大公殿下を傷つけたら許さないわよ」と話します。

    驚いたリノンは「殿下を?大公妃どうして私が?」

    続けてセリアは「あなたは私を傷つけることは出来ない」と話します。

    「大公妃は私をどんなクズだと思われてるのでしょうか?」リノンはイライラしながらセリアへ聞き返しますが「あなたはクズじゃないわ」と答えるセリアでした。

    悪役令嬢だった原作小説で1週間かけて浄化したリナですが今回セリアは1日で浄化してしまいます。

    将来戻って来るリナがそれを知ったら、どう反応するかわからないので現場にいた人たちに「今日見たことは話さないように…」とセリアは口止めをします。

    そんなセリアの後ろではビビが威嚇するように剣を振り上げていました。

    「いやビビ…脅す必要はないのよ」と止めるセリアに「はい!お嬢様!」と答えるビビでした。

    ビビの脅し…怖かったでしょうね…

    • 39
  6. 評価:4.000 4.0

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    小説では神聖力を浴びたルシェにセリアが巻いていたショールをルシェの肩にかけ体格差からズレ落ちそうになるショールのリボンを結びながら医者のところへ向かいます。

    セリアは「息苦しくないですか?胸が締めつけられるような感じはありませんか?」と聞きますが結ばれたリボンをいじりながらルシェは「前者はなく後者だ。大丈夫だよセリア」と答えます。(セリアが巻いてくれたショールにルシェは嬉しかったようです)

    何もなかったルシェはコミックのようにベッドに誘いますがセリアはその最中にリナと接触しなかったか?と聞いてしまいます。
    気分がドン底になったルシェを見て、セリアはベッドでのマナーが悪かったと気付き反省しますが…いつもより激しくされてしまい夕食前にやっと開放されるセリアでした。
    夕食後にルシェは仕事へ戻る直前にルシェがリナと接触してケガをした話をします。

    リノンと仕事をするルシェですがカリスとリナのことがあってからセリアは2人の話をするのを避けていたはずだった。

    なのにリナの話をしたのはセリアが混乱しているのか?と心配するルシェですが
    「あなたのことが好きです」とセリアに言われた日を思い出し、セリアの言う予言がいつ終わるかわからないが、前にベンとスーザンから言われた「ベルクで盛大な結婚式を挙げるといい」と言うアドバイスを受け入れるのは良い時期かもしれないと考えていました。

    コミックでセリアの髪を梳かすルシェですが小説ではリボンで髪を結んであげています。

    「スーザンほど上手くないようだ」
    「大公妃付きの侍女の腕を甘く見すぎですよ」
    「甘くなんか見ていないさ」
    「ルシェ、スーザンがいないからってやる必要はありませんよ」
    「いつも髪は触らせてもらえないな」
    「崩れてしまうからです」
    「ベッドでなら触っていいかな?」
    「どうして急にベッドの話をするんです?」
    「ベッドで髪を触っても何も言わないじゃないか」

    ルシェとセリアは笑いながら話をしています。
    ルシェは髪を侍女にやり直してもらったほうがいいと言いますが「どうして?私は好きですよ」とセリアは答えます。どんな髪型だったんでしょうね?

    • 27
  7. 評価:4.000 4.0

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    小説ではルシェがミエスを殺してしまうのでは?と心配したセリアがルシェを何度も説得し2人で話をすることができるようになりました。

    結局セリアは力を使い果たし倒れ数日後に目覚めました。部屋にはビビ、スーザンがいて喜んくれますが、ルシェは離れたところから冷たく無表情な顔でセリアを見つめていました。

    初めて見るルシェの姿にセリアは怖くなり目をそらしてしまいます。
    ルシェは「全員出て行ってくれ」とセリアと2人きりになります。「セリア、一体何をしようとしているんだ?」と聞いたルシェに「力を使い過ぎてミエスが死んだんですか?」とセリアが聞き返し「ミエスじゃない君だ…」と怒りを抑えながらルシェは答えます。その後はほぼ小説通りです。

    セリアが「私もルシェのことが好きだ」と告白したときルシェはゆっくり瞬きをして突然セリアの目を覆い隠しました。セリアは「ルシェ?どうしたの?」とルシェの手を掴み下ろそうとしますが動きません。

    「しばらくこのままでいよう…」と言いルシェが何やら聞こえない独り言を言っていました。

    そのときセリアは自身の膝をルシェの太ももに当てて反応してるか確認しました。(セリア積極的です)
    ちなみにルシェはセリアのことを考えると太ももに熱が集まるようです…

    「セリアもう寝ないと」
    「私と一緒に寝てくれますか?」
    「そうしようか?」
    ルシェは着替えながら
    「数日待ったから、あと1日我慢するしかないな」
    「そんなに長くないですよ」
    「いいや」
    「いいえ、長くないです」
    ルシェはセリアの方を向いて優しく微笑んだ。
    「今日はぐっすり眠るといい」
    「それは明日は寝かせてくれないってことですか?」

    2人の気持ちが通じ合って良かったですね。
    他の方もコメントを書いていましたが韓国コミックはなぜ男性衣装の胸の開き方が凄いんでしょう?こんな胸開ける必要ある?と思ってしまいます。筋肉質な人も多いですよね。凄すぎて笑ってしまう韓国コミックもあります…

    • 26
  8. 評価:3.000 3.0

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    小説では最初にシュテルンとはドイツ語で星と言う意味だと解説があります。

    月と言うのはかなり先ですが重要なキーワードになります、リナを別世界へ送る月とセリアが緑の装苑へ行きサークレットに触れ気を失ったときに見た夢で「あれほど捨てないでと言ったのに…わたしの月」と出てきましたね。

    小説は完結しているとはいえ、かなり長いのでコミックで最終話まで行くのは1年は軽くかかりそうです。
    ちなみに韓国版コミックは少し先を公開していますが、それでも先は長いです…

    小説ではサークレットはベルク家の家宝で大公妃へ代々受け継がれる物でした。

    私生児ミエス(魔法で変装していただけでしたが)とその母親がいて家族3人の絵を描かせてもルシェ父である先代大公はサークレットを渡さなかったので心から信頼はしていなかったのでは?とルシェは思っていてミエスに話すとミエスは怒り出します。

    ルシェ母である先代大公妃はミエス母にイジメのようなことをされ大公にも捨てられ心を病みルシェの前で命を断ったと小説にはあります。

    気を失ってしまったセリアですが小説では帝都のベルク邸までビビと帰りお風呂で気を失います。(危ないよセリア)

    緑の装苑に縛られているマーサは若い頃、セリアのビビのようなルシェ母の専属騎士だったそうですよ。

    • 32
  9. 評価:4.000 4.0

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    小説ではアイソン男爵はリナが消えてから夢に浸るような生活をしています。
    リナは別の場所から来た特別な存在で、いつか戻ってきてくれると信じています。

    リナとベルク大公であるルシェはお似合いの2人だったのにルシェはセリアと結婚してしまった。
    (どこを見てそう思ったのか不思議)
    男爵は2人の結婚は一時的なものですぐ離婚すると思っていましたが皇帝の承認により期待が消え落ち込んでいます。

    前回、美術館で会ったピンク髪の婦人(名前忘れた…)とセリアは貴族ではかなり仲が良くないとしない名前だけで呼び合うほど仲良くなります。
    美術館を出たところで声をかけられセリアと婦人はお茶会へ行くことになりました。

    とても楽しそうに向かうセリアの姿を見たルシェはその日の夜に「どこか行きたいところはないか?旅行は好きか?」とセリアに訪ねます。
    (ルシェは魔獣討伐会議のため終わってからセリアをお迎えに行ったようです)

    セリアはビビと見つけたお気に入りのコーヒー店がありルシェと一緒に行きたいと思っていること、夏になったらリゾートアイランドへ行きたいことを話します。

    話を聞いたルシェは「夏になったら行こう」と答えますがセリアは「あなたは忙しすぎて大変そうだからこの話はできなかったんです」と話します。

    「忙しくない。行きたいところがあるなら言ってくれセリア…私の仕事の多さを心配してくれるのは君が初めてだ」

    「どうして私と一緒に行くんです?忙しいのに…」

    「私は君が独りで消えてしまうのではないかと心配なんだ…ただ怖いだけだ…」

    「どうしてそんなことを?」

    「言っては駄目だったか?」

    「あなたにそんな言葉は似合いません。ルシェ…あなた無しでは何処にも行きませんよ」と答えるセリアでした。

    リゾートへ遊びに行く二人を見てみたいですね

    • 23
  10. 評価:4.000 4.0

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    小説でセリアはマーサから手紙を貰いベルクへ帰ったら1ヶ月泊まりに行くと話します
    予定を確認するルシェに「私に会いたがっているから、あなたは来なくていい」と言うセリアに「旦那と1ヶ月離れて暮らすのか?」
    ルシェはセリアの隣に座り手を握り自身の太ももに置いた

    「手紙を書くから」と言うセリアにルシェは「マーサは何て?」と内容が気になるようです
    「私の新しいパジャマを作ったのとデザートの新作があるそうです」
    「マーサはデザートで君を誘惑するんだな」とルシェは呆れます
    「あなたに何個か上げましたよ。食べたでしょ?」
    「それは君が食べきれないと思ったからだ」
    「せっかく譲ってあげたのに…」
    「大公妃の優しさに気づかなかったよ、これからは手を出さないようにする」
    セリアは「マーサは私をどう思ってると思いますか? 」とルシェに聞きます

    「彼女は喜んで君だけに与えるだろうな、賭けてもいい」
    「私はそうは思いませんけど」
    「賭けるか?」とルシェはセリアに提案しますが「私が怖がると思ってます?」とセリアはのってしまいます

    セリアはすぐ後悔しました…ルシェが望むことは1つだけ「寝室で…」

    セリアはレシェから手を抜こうとしますが失敗し「本当に気を失うことはないだろうか?」と言うルシェにセリアは「私はあなたほど強くありませんよ」と話しました

    美術館に着き、婦人は昔、旦那さんであるフォルバス公爵殿下に一目惚れしました
    結婚できたのは運だけとセリアに語る婦人は結婚した今でも失恋し忘れなれない人を見ているような目で貴族たちと話している公爵殿下を見ています
    恋する乙女のようと自分に重ねているんですね

    小説ではルシェはセリアと目が合いルシェは微笑み、見た貴族たちは照れます
    同じく恥ずかしくなるセリアですがルシェは皇族より偉大な人であり主人公、客観的に見ても外見だけでなく彼は素敵な男性でした
    セリアは原作小説でルシェがリナの指にはめたベルクの指輪を思い出し自分は誰かからそんな愛情を得ることが出来るのだろうか?考えていました
    大神殿に久しぶりに来たルシェと知り合おうとルシェは貴族たちに囲まれ疲れた顔をしていました

    セリアは貴族たちに割って入りルシェにエスコートして!と手を差し出します
    「行きましょ!」と堂々と言うセリアにルシェは笑いながら「君がいてくれるなら悪くないな」と手を取り抜け出しました

    • 22