んばななさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全37件
  1. 評価:3.000 3.0

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    今回も少し原作小説と変わっていました。

    ルシェは窓から聖物の部屋を見つめていますが、巨大な聖物の影に隠れセリアとリナの姿は見えません。

    そんななかカリスが来たことに気づき「決闘の続きをしに来たのか?」と言うルシェにカリスは「はい。ベルク太閤殿下」と答えた瞬間、手袋を投げつけます。

    ルシェは手袋を掴み、それをチラリと見たあと床に落とし靴で踏みつけながら悪意に満ちた笑みを浮かべていますが目は全く笑ってません。

    カリスを追って来た神官たちが2人を止めようとしていると「殿下」とビビがやって来ました。
    ルシェは苛立ちながら「邪魔をするな」と言いカリスに向かって行きます。

    「お嬢様はどうしますか?」
    「何かあるのか?」
    「お嬢様は止めてくれと言いました」

    ルシェはセリアがこうなると予想してビビを寄こしたのか?と考えているとリノンが書類を持ってやって来ました。

    「子供をどうするか決めたのか?」とリノンに聞くルシェに「子供はハネトン家で育てる」と答えたカリスに激怒します。
    「このイカれたクソ野郎!」ルシェはかすかに笑みを浮かべながら手袋を外しカリスを殴り、ビビから剣を奪い切りつけます。

    ルシェは倒れたカリスの胸の骨を砕こうと足でおさえつけ「君の耳に押し込んで聞かせてやろうか?なぜ私の言うことが理解できないんだ?」
    カリスは痛みに咳き込み口から血が流れています。

    「ルシェ?何してるの?」とセリアが部屋から出てきました。

    「セリア…」ルシェの声に目を覚ましたセリアはお風呂に入っています。
    ゆっくり目を動かすと見なれた手がセリアの腕をさすっていました。

    「部屋に入る前、ビビに何かあったら止めてとお願いしました。ここで問題を起こしたら10年は人前に出れないから…私のせいです。ビビにハネトン公爵を暗さつするように頼んでおくべきでした…ハネトン公爵のことも聞きました。怒ってたんでしょう?もっと早く出て行けばよかった…」

    ルシェはセリアを見つめながらクスクス笑っています。

    「ルシェ、ここに来て」と言うとルシェはバスローブを脱いで浴槽に入り後ろからセリアを抱きしめます。
    (セリアはただ近くに来てくれればよかった)

    「ルシェ…ハネトン公爵は私がいないとあんな態度を?」
    「彼のことは話したくない

    目を閉じると寝室にいて、セリアは2日間寝込みます。

    • 41
  2. 評価:3.000 3.0

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    今回は原作小説と少し違いました。

    リナの本気だと言うプロポーズに対して「考えておくわ」と答え部屋を出て行きます。

    「本当に聖女と結婚するおつもりですか!?殿下と離婚するんですか!?」とリノンは大騒ぎです。

    「時間をかせぎたいの。確認したいことがあるから」と話すセリアに「そうだと思ってました!」とリノンは笑いながら気絶します。
    「お嬢様、この男はとても弱いです」ビビはリノンを担ぎ上げながらセリアの後をついて行きました。

    寝室へ戻ると判定検査で神聖力を消耗したルシェが眠っています。
    セリアはリナからのプロポーズと考えておくと返事をしたことをルシェに話そうか悩んでいました。
    数時間後、大司祭からルシェの子ではないと聞かされます。

    数日後カリスが検査を受けに来ました。
    聖物にセリアの神聖力が込められていることを感じ取った体が温まりますが、数日前にセリアを抱きしめたときに比べれば物足りないと思っています。

    セリアは中庭のブランコに乗って日向ぼっこをしています。
    突然、目が隠され「どうしたのビビ?もう1枚クッキーが欲しくなったの?」と笑うセリアに「クッキー?それでリノンがバスケットを持っていったのか」とルシェが微笑んでいました。

    「どうして笑ってるんです?」
    「妻を見て私は笑えないのか?」と言いながらルシェはセリア持ち上げを膝に乗せます。

    「屋敷の庭にブランコ置こうか?」
    「私よりルシェが使いますよ」と話すセリアにルシェは笑っています。
    ルシェは結果を聞いたのだろうとセリアは安心しました。

    ルシェはセリアの手を握りながら「聖女の子供が私の子だったら離婚するって言ったんだって?」と話しセリアはビックリしてルシェを見ます。

    「私と離婚するつもりなのか?」
    「いいえ」
    「なぜそんなことを?」
    「ちょっと脅す必要があって…」
    「どんな脅し?」
    「話そうと思ってたんです…」
    「それで?私と離婚するつもりなのか?」
    「気を悪くしたなら謝ります」
    「セリア…もし君に子供がいても私は離婚するつもりはないよ」
    「ひとりもいません」
    「良かった…何があろうと離婚はしないよ」
    「意地悪ね」
    「気に入らないか?」
    「不公平です。子供ができたらどうするんです?」
    ルシェはセリアのお腹を撫でながら「子供?私はここ以外の場所で子供をつくるつもりはない」と答えセリアにキスをしました。

    • 57
  3. 評価:2.000 2.0

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    リナが暴走し始めましたね。
    最後の結婚して!は小説を読んだとき笑ってしまいました。

    リナの妊娠は誰の子なのか調べるため、セリアは聖物に神聖力を注ぎ込んでいます。
    そんななかルシェが会いに来て離れられないセリアはビビに迎えを頼みます。
    ルシェに会いに行く途中でカリスに抱きしめられ、それを見てしまったルシェはカリスを殴ります。

    リナも来て最悪です。
    大神殿の神官たちは、この4人が出会わないように緻密な計画していましたが叶いませんでした…気の毒ですね。

    ルシェはリナの前に片膝をつき低い声て話をします。
    「聖女…私にとって結婚の誓いは非常に重要なんだ。あなたの夫が正気を失っている今、私が彼を葬るのは簡単だと思わないか?」

    リナはルシェの怖さに固まってしまいます。
    ルシェはリナから目を離しカリスを見ながら、後ろに
    手を広げます。「剣を…」
    後ろにいたビビは素早くルシェに剣を手渡します。
    セリアはその差し出した剣を1度持ち上げたことがあり、とても重かった。
    でもルシェは片手で軽く持ち上げます。

    セリアはなぜビビが躊躇せずルシェに剣を渡したのか戸惑っていました。

    カリスは「どこで決闘しますか?」とルシェを睨みながら立ち上がりますが、騒ぎを聞きつけた神官たちに止められます。

    セリアに止められたルシェは冷静になりセリアを肩に抱えて部屋に行きます。(コミックではお姫様抱っこでしたね)

    カリスの子供に責任を持つと言う言葉はセリアのためだったと知り嘘をつかれたと思ったリナはコミックのようにカリスと言い合いをします。

    「もしまた私に嘘をつくなら2度とあなたには会わない!聖女の名においてハネトン家を敵だと宣言する!」と逆ギレします。

    部屋を飛び出しセリアへ会いに行きますがセリアともコミックのように言い合いをしてセリアへプロポーズ!暴走しまくりですね。

    韓国版コミックは第2部が終わりました。小説に比べると内容が省かれ急ぎ足で終わらせた感がありますが…小説と同じようにサイドストーリーも連載されているので楽しめるようです。

    • 47
  4. 評価:2.000 2.0

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    原作小説では大神殿からリナの妊娠を聞いたルシェは機嫌が悪くなってしまいます。
    一緒にいた騎士団メンバーはルシェに声をかけることもできず固まり、リノンは青ざめていました。

    ルシェと執務室で話をするエリオットは大神殿からの連絡内容は知らず、なぜルシェが暗い顔をしているのか不思議に思っています。

    エリオットに子供を持つ男性を好きになる人はいないと言われルシェは乱暴に髪をかき上げ、なぜ自分に神聖力があるのか?なぜベルク家が神聖力がある17家に入ってしまったのか?と思いながらも自分が17家の当主でなければ大切なシュテルンを妻に迎えることはできなかったとセリアのことを考えています。

    カリスに責任を持つと宣言されリナはカリスの責任感のおかげで、この妊娠も前向きに受け入れ始めていました。リナは勘違いしまくりです。

    そんなリナは深夜にカリスと楽しくお喋りしたいと部屋に行きますが睡眠薬でも眠れなくなったカリスは幻覚を見る薬を処方されセリアの幻覚を見るようになってしまいました。

    セリアとヒビは神聖力を調べる聖物を起動させようと大神殿に乗り込んで来ました。
    ビビは大きく分厚いテーブルを真っ二つに破壊し、剣で窓ガラスを割り、剣を突き刺し床を破壊したりと神官は震えてしまいます。

    セリアも悪女モード全開で「子供がいる男性と結婚なんてしてられない!離婚の準備をすることになるわよ!」と神官を脅します。

    神官たちは離婚なんて承認できるわけない、そもそもあのベルク大公が素直に受け入れるわけないし、セリアシュテルンを手放すわけもなく、セリアの言うことを聞かないわけにはいきません。

    • 42
  5. 評価:3.000 3.0

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    リナの懐妊で大騒ぎになっていますが、セリアも候補なのが今でも不思議です…

    今のセリアが生きる世界にはセリアの他にリナとミョッテ計3人のシュテルンが存在します。
    まぁリナは偽物感が出まくりですが…前世の原作小説ではセリアとリナ、シュテルンは2人でした。
    まだ先のお話ですが重要な人物なのです。

    コミックでは可愛らしいエピソードが抜けていました。

    装苑に庭の手入れと家の修復にセリア、ヒビ、エリオットが来ています。ルシェは魔獣討伐があるので翌日来る予定でしたが、セリアに会いたくて1日早く帰ってきました。

    小説では庭にいるセリアが落ちている花を拾ったところルシェがセリアを抱きかかえキスをしました。
    セリアはこっそり持っていた花をルシェの輝く銀髪に飾ります。

    全く気づかず屋敷を歩くルシェを見たマーサは急いで窓の外を眺め、エリオットは見ないように咳払いをしています。セリアから「ルシェは気づいてないから言わないで」と口止めされています。

    初めて冬に装苑へ来たときセリア専用の寝室は暖炉が壊れているからとルシェの寝室を使っていました。
    今でも暖炉は壊れたままでしたが、暖かい季節なので自身の寝室を使おうと思っていました。

    突然、香水の入った瓶が倒れてしまい強い香りが部屋に広がり「大公妃どうしましょうか?今日は別の部屋を使わないといけませんね…」と言われルシェの寝室に案内されます。

    ベッドに座りながらセリアは何かがおかしいと考えていたところルシェが部屋に入って来ました。
    ルシェは頭の花を取ってセリアに見せてきます。
    セリアは知らないフリをしますがルシェはセリアの手を掴み自身の頭に乗せます。

    「さっきこうやってただろう?」
    「知ってたんですか?」
    「どうしてこんなことを?」
    「とても楽しんでるのに取れないでしょう」と言いながらセリアはまたルシェの頭に花を置きました。
    「君が笑っているときは、こうなっているんだろうな」
    「あなたのことを考えて家の中だけでやりますから」

    ルシェは頭に花が付いていることを知っていましたがセリアが楽しそうにしているので、そのままにしていました。

    セリアは笑うルシェを見ながら、昔はあんなに怖かったのにいつから可愛いと思うようになったのだろう?と考えています。

    • 47
  6. 評価:4.000 4.0

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    小説では討伐に参加しているルシェたちですが急いで撤退準備をしています。
    ルシェは前回セリアからプレゼントで貰ったたくさんの宝石から1つを身につけていて、それを見るたびセリアを思い出してしまい早く帰りたがっています。

    月から戻ってきたリナですが湖に落ちてしまい近くにいた騎士に助けられますが「カリスが助けてくれたの?」と期待したり「カリスが恋しい」と言ったりリナは相変わらずです。

    実はリナが湖に落ちる前ルシェが現場を通っていて、少しタイミングがずれていたらルシェが助けていたかもしれない…2人が会わなくて良かったと神官は思っています。

    リナの懐妊はビックリですよね。私も原作を読んだときはどういうこと!?誰の子?と思いました。
    これからこの件で周りは大騒ぎになりますがリナ自身も訳がわからず暴走しますが面白いですよ。

    • 52
  7. 評価:4.000 4.0

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    トゥバンは欲しい物を旗にイラストと欲しい個数の数字を描きます。
    約1週間もの時間をかけてゆっくり表示されるようです。

    今回はブルーダイヤでした。
    セリアが悪役令嬢だったころ、オークションで競り勝って手に入れたのものです。

    旗に吸収されてしまったダイヤにショックを受けたセリアはあっちの世界に行ってドゥバン殴りたい気持ちを抑えていますが、せめて1度だけでも身に付けたかったと後悔しています。

    寝室でルシェに宝石と刺繍した布をプレゼントしたセリアですが小説では隣で眠るルシェにセリアは自分の持っているイヤリングを次から次へとルシェの耳に当てて「素敵!これも素敵!どんな色も似合うわ」と喜びオークションで手に入れた宝石のことを考えていました。

    セリアはピンク髪婦人に誘われ手芸サークルに参加しています。
    そこで刺繍を習っていてルシェへプレゼントしたいと思っています。

    セリアは自身の部屋で遅くまで作業していて1週間続きました。
    何も知らないルシェはドアの前で書類の山を両手に持ち仕事をしながら待っています。
    そんな姿を遠くから見つめるリノンは「他の場所で待つことはできないのだろうか?」と思っています。
    リノン…笑

    そんななかやっとセリアが部屋から出て来てルシェを部屋に入れ、布に包まれた箱をプレゼントしました。
    箱を開けるとたくさんの宝石が入っていましたが、ルシェは「どこの宝石商から盗んだんだろうか?」と思っています。

    「今日は特別な日だったのか?」と話すルシェに特に何もないけど刺繍が完成したからとセリアは興奮している様子です。

    「とても気に入った、本当だよセリア」と答えるルシェにセリアは頬を赤くしていました。

    そんなセリアを見たルシェは彼女はもう自分に恋をしていて自分の思い通りにできたらいいのに…と思っていました。ルシェはセリアがカリスに裏切られ失恋したことを知っているし初恋のような熱い告白などルシェはしたくなかった。セリアに拒否されるのでは?と恐れていました。

    振り返るとカリスにさついを感じるのも当然でカリスより先に会いたかった…私はセリアの正式な夫になれたことを感謝すべきだろうか?とルシェは思っています。

    「何故、君はそんなに優しいんだ?」とルシェに聞かれたセリアは「私はあなたの顔と体が好き」と言い「いつもそう言ってくれていいよ」とルシェに笑われます。

    • 29
  8. 評価:3.000 3.0

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    ニソスは昔自分が知らないところでセリアが命を落としかけていて、その犯人が兄のカシウスだったという事実に衝撃を受けますが、受け入れられず食欲が無くなり、とても痩せていました。
    栄養失調もありシュテルン旗の神聖力を浴び血を吐いて倒れてしまいます。

    ケリドン家はベルク家からの報復のような罰を受け続け過去の問題を暴露しようとするニソスを母親は叱り、父親はこの問題を片付けるのに忙しくしています。
    老執事は父親からの強制解雇で城を去りました。
    それがケリドン家の現状でした。

    セリアに言われ食事を取ってからニソスは帰ることにしますが世話をしたスーザンは「彼は本当によく食べていました」とセリアへ報告し、報告を聞いたセリアは微笑みました。

    ニソスは食欲旺盛過ぎて使用人の前で恥ずかしい思いをしています。
    ベルク家の料理は美味しくステーキ、チキン、パン食べまくりますが飲み物はワイン1杯だけでした。

    使用人たちは彼はダイエット中なのかと思っていたのにめっちゃ食べるな…と思っています。

    • 27
  9. 評価:3.000 3.0

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    小説ではシュテルン旗の譲渡式のときカリスが跪きセリアの手袋をした手にキスをします。
    式が終わりルシェはすぐセリアの手袋を交換します。

    その後、祈祷室で1人祈るセリアに監視の目を掻い潜りカリスが会いに来ました。
    カリスは高級手袋をセリアにプレゼントしようとしますがセリアは受け取りません。

    外にはルシェ、エリオット、ビビがセリアを護るために待機していますが扉に耳を付け何とか盗み聞きしようと必死なビビを見たエリオットは「騎士のプライドは崖から投げ落としたんだな…」と思いながら見つめています。

    カリスにとってリナは聖女でハネトン家に大きな利益をもたらす存在なので世話をしていただけでした。

    セリアとの結婚式に遅れてしまったときカリスは2人生きているのだから和解の余地があると思っていました。

    セリアはカリスのことが好きだったし、セリアへプロポーズしたとき婚約指輪から目が離せないセリアを見たから。
    もう一度結婚すれば元通りになると考えていました。

    しかし、心を閉ざしてしまったセリアの距離感にカリスは納得がいかず、もう婚約者でも妻でもない事実に苦しみ、いつかセリアが自分の気持ちを理解してくれることを願っていました。

    リノンはルシェがたった1日に何回手袋を外して、また入れたりしたかを数えていてルシェがカリスをころしてしまうのでは?と心配しています。

    もしルシェがやってしまったらセリアはルシェを疑うだろう…カリスを悲劇の恋愛主人公にしてしまうと思っています。

    小説でルシェは何度もカリスをころしてしまえとよく言います。
    ちなみに今回ルシェはもし祈祷室でセリアがカリスと結婚することに同意するか少しでもそんな気配があったらすぐにカリスの首を落としてたそうです。

    • 40