1.0
リナとミエスのやり取りは韓国原作小説には無いエピソードになり原作小説とコミックはここから内容が変わります
ミエスも原作に出てきますが皇帝の二男である第2王子のジュンがリナと深く関わっていきます
どうしてここまで内容を変えたのかわかりません
公開浄化が終わりルシェは執務室である報告書を読んでいます。
公開浄化に招待されていないカリスの姿を見たルシェがハネトン領に人を派遣し調査をさせていました。
報告書を読んだ瞬間からルシェの気分はドン底になっていきました。
「奴が正気に戻る前に手袋を投げつけておくべきだった」
セリアによってカリスは浄化され正常に戻っている
リナを手放すこともせず、セリアを手に入れようとする姿はサイコパスだった
正常に戻ったことで、セリアに会いにくるだろうとルシェは心配しています
「奴のことをセリアに話したほうがいいだろうか?」
愛する女性に狂った恋人が正常に戻ったと伝えるのか?正直言うとルシェはセリアがカリスに対し永遠に怒っていたままでいてほしいと思っていました
公開浄化前、カリスはカシウスからの手紙を読んでいます
リナに誘われたからハネトン邸へ行きたい。カリスにも会いたい。カリスはリナの夫だから事前に知らせておく…と言う内容でした。
カリスは最後まで読むことはせず
君は私が離婚しようとしてることに気づいていないようだな…好きにしてくれて構わない…と言う手紙と金と純銀がたくさん入った箱を用意しています
それはカシウスから買い取った公開浄化の招待状と瞬間移動指輪の代金でした
リナの子供を神木へ移す日が数日後に迫ったある日
セリアは大神殿に行きました
「私が神木へ行かなくていいんですか?」と聞くセリアに神官たちは「神木までの道のりはキツイので大神殿で休んでてほしい」と答えます
神官の慌てる姿を見たセリアはリナが来させないようにしていることに気づいていました
聖女にはナイショで来てくださいと髭大神官が伝えセリアはこっそり付いて行きます
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正統派悪役令嬢の裏事情
087話
第86話