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呪術の世界観に引き込まれます
呪いという人の負の感情から作り出される存在を倒していく呪術師に、一般人であった主人公が人を助けるために呪いのこもった呪物を飲み込みます。普通は死んでしまうところその呪物が主人公の体に受肉することで生き延び、呪いの力も使えるようになります。生きながらにして爆弾を抱えたような存在になる主人公が自身の境遇や自分のなかにある呪いに張り回られながらも人も助けたいという気持ちとそれが出来ない不力な自分に心が締め付けられます。呪術という世界でそれぞれの呪術師の陰謀が一般人をも巻き込んでいく今後の展開に期待です。
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