4.0
恋と友情と演技
単行本で持っていました。ストーリーも絵も好きでした。
後書きに、一条先生の姪っ子さんのお話がありました。姪っ子さんは、一条先生のお姉さまのお子さんなんだけど、お姉さまより一条先生に似ていらっしゃるそうです。
姪が「東京の大学に行きたい」と言ったので、無料で一条の家に下宿させてやることにした。家の掃除と犬の世話をするという条件で、小遣いもやった。噂がまことしやかに流れた。「もしかして、本当のお母さんじゃないの。顔だって凄く似てるし。一緒にいたいから引き取ったって、よくある話じゃない」と。(本当に姪でいらっしゃいます)
女友達の発想は、ここから生まれた。「よし、ネタに詰まったら、これにしよう」
単行本は本棚を整理しようと思って、売ってしまったんです。又、会えて、嬉しいです。
洋子さんの「女同士の友情は血よりも濃くて、恋よりも脆い。」という言葉。恋多き女でなければ、言えない科白だわ。当時は憧れたました。
- 7