5.0
後半はとてつもなく苦しい
生きるために人を襲う屍鬼。やっていることは人間が肉や魚を食すことと同じなのに、相手が知能を持つ生き物だったからこその結末
ただ生きようとしただけ、生きようとすることは双方同じなのに、屍鬼というだけで生きようとすることが罪になる
極端に悪く言えば激しすぎる差別と同じです
後半に至っては人間と屍鬼、どちらが鬼なのか…
苦しみ、恐怖で泣き叫びながら死にたくないと懇願する屍鬼の姿には胸が締め付けられるような思いがします
辛くて苦しくて、泣きながら読み進めてしまいます
あまり評価の高い作品ではないですが、全て見終わった後は色々考えさせられる作品です
絵柄やグロ要素があり苦手な方はいるかもしれませんが、おすすめできる作品です
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