あくあくぅさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全16件

  1. 評価:4.000 4.0

    一気読みしたが若干残念

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    40歳の女4人。
    A)彼氏いないバリキャリ(恋愛的には拗らせ中2キャラ)
    B)不倫中
    C)旦那が浮気
    D)バツイチ (好きな男はあるが興味は持たれていない)

    というところから始まる、それぞれの恋の物語。
    彼女らが持つモヤモヤした部分に興味があれば、ある程度は読める話ではある。
    が、イマイチ描き込みが足りぬ。

    「どうしようもない感情」 とか 「恋愛こわい」 など、さらっと台詞で語られていて、まぁ 「そういうのもあるかなー」 とは思うものの、納得感のあるエピソードを伴わないために、共感はしにくい。

    共感より先に、読者が持つそれぞれのバックグラウンドや良識で判断してイラッとしてしまうのである。

    たとえば
    A) 『仕事できて美人設定でこじらせ中2なくせになんでイケメンスパダリから無条件に愛されてんねん』 と、つまり 『不相応に持っていすぎ』 でイラッとさせる。

    B) 『愛し愛されてるから幸せ』 『一生賭けても後悔しない恋』 とか言い切り、最終的には 『愛なんかなくても死んだらお金が入るんだから、絶対に手放さないよ』 と言い切り、既婚女性たちをイラッとさせる。

    C)ちやほや甘やかされて育って深く考えずに結婚したセレブお嬢様。まー夫の方もクズだが、この子もな……途中の行動が、読者によっては 『身勝手』 としか映らないだろう。

    D)4人の中ではいちばんまとも。で共感が得られやすいキャラだろうに。
    なんで狂言回し的な位置に据えたのかがわからん。


    加えて、ストーリーはまぁ、普通……というか、ちょっとした前振りだけで3~4話先まで読める展開である。
    (ストーリーがこれなら、心理描写はもっと深掘りしてほしいところ)

    特に、主人公が恋愛成就した後がつまらん。
    各人がそれなりに深いテーマを持ってるにも関わらず、さらっとダイジェスト版的な紹介の上に、テンプレ的なざまぁやハピエンを持ち込んで 『なんとなく治まるとこに治まったんだよ』……課金返せ。

    しかもキレイに治めればいいものを、次々と取って付けたように新しい小イベントを起こしていく形で治めるので、ドタバタ感が半端ない。

    このようなテーマで最も肝となる心理描写も満足が行くほどのものでなく、ストーリーも雑。
    『え?4人でも手に余る感あるのに、他キャラまで登場させる必要ある?』 と首を捻らざるを得ない。

    • 13
  2. 評価:4.000 4.0

    あまり育児してないけど、皇妃だしあり?

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    無料6話分だけ読みました。
    タイトルとあらすじから、『1度目の人生では育児に失敗したけれど、2度目の人生では息子とちゃんと向き合って、夫の愛も取り戻し、息子も自分も幸せに成長』 的なストーリーを想像していたのですが、思ったほど、親子のやりとりにコマ数が割かれてないので、ほのぼのしませんね。

    それより、息子に要らんことを吹き込んだり、密かに意地悪したりしていた外敵と渡り合う頭脳戦のほうがメインなようです。

    個人的には思ったんと違ってるのでこれ以上は読みません。

    ☆も個人評価は3ですが、内容違ってガッカリして面白くなく感じてる可能性もなきにしもあらずなんで、+1で☆4にしておきます。

    そうそう、余談ながら、出だしの皇帝陛下に恋に落ちたとこの表現は、美しくて好きです。
    おかげでその後の皇帝の塩対応がより際立って哀れみ増します。
    そもそも第2妃とか据えるなよ。据えたら第1妃が暴れないよう気遣いしろよ。やり◯んく◯男だな、皇帝。

    • 12
  3. 評価:4.000 4.0

    テーマ性とほのぼのした雰囲気はいい。

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    無料4話分読みました。
    自分は普通とは違う ――
    劣等感を持った男の人3人が集まって暮らしてるシェアハウスにやってきた、中学生の女の子が主人公。
    不登校で親の理解を得られず 『変な子と思われてる』 といった劣等感をやはり持ってます。
    彼らとの交流を通して、自分と向き合い、『自分は自分』 的な自信を持って不登校から抜ける話なんだろうなー、と予想しています。

    テーマ性の高い話ですが、雰囲気はほのぼのとしていて読みやすそうです。
    同居人の久里原さんというおじいちゃんが、早速とてもいい人ですし。
    彼は 『かわいいものが大好き』  を封印して生きてきたのですが、定年退職を機に、嗜好を解放したところ、奥さんにドン引かれて離婚。それでも 『今は幸せ』 と言い切る、なかなか素敵な人。

    なんだけどなー。
    まず、主人公の中学生にあまり共感できません。同居人の1人が言う 『なんだこのナメたガキは』 的な感想に一番共感してしまいます。
    シェアハウスに引っ越して 『親にうるさいこと言われずに自由だイエーイ!』 的なノリをまず全面に出してるとことか……
    この時点でまず 『えーまじに、ただのワガママな人生ナメきったガキかよ!?』 と思ってしまいます。
    不登校にも家出にも何らかの原因があるはずなのに、ワガママで学校サボり、親がウザいだけの理由で家出、という風にしか見えません。

    で、こういう主人公の目線からの漫画なんで…… なんか、描写が激薄く感じてしまいます。
    久里原さんの話だって、会話形式でサラッとじゃなくて、久里原さん主人公で読んでみたいです。
    オムニバスで各キャラ主人公に深掘りした単話で繋げていけば、すごい楽しめそうなのに……
    なんか残念。

    • 4
  4. 評価:4.000 4.0

    ラストにもにょる

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    オペラ歌手を志すふたりのヒロイン。
    1人は性格悪いドアマットヒロイン。
    1人は性格良い恵まれた令嬢。

    恵まれた方は父親の会社が倒産して苦境に立たされるが、すぐにパトロンが付き外国留学、運も金も実力のうち、とか言いながらトントン拍子に出世。

    ドアマットの方は、なんとか歌で生きていきたくて、汚い手も使えば身を売ったりもするが、最終的にはドボン。

    性格悪くても何でもドアマットの方を応援していたので、ラストは個人的にはすごくいただけなかった。

    なので、面白かったが ☆ー1

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

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    スピリチュアルに依存した結果、ほうぼうから騙されて酷い目に遭った子の話です。
    どんどんとスピリチュアルにハマっていって、他人の忠告を全く聞かなくなる過程とか、リアルで面白かったです。
    お金をつぎ込むと、教団内での地位が上がる…… 普段、自信のない人ほど、ハマるのかもしれませんね。

    面白かったのですが、ラストの友人の恋愛は無駄かな……と思いました。個人的に、こういうの好きじゃないので。
    この友人、そばで心配して見てるだけで、結局何もできなかったじゃないですか。
    なのに、イケメン医師とハッピーエンドになって 「結局スピリチュアルのおかげかな」 って、ふざけるな、と思います。

    あんたがイケメン医師とそうやって笑いあってるときに、あんたの友だちは (自業自得とはいえ) 全てを失って借金だらけで田舎に引きこもってるんですけど!?
    「心の傷が癒えるといいね」 とか、いかにも  「私優しい友人」 アピールしながら、実際には何1つ助けようとしてないことにイラっとします。

    間違えないで正しい選択をできる人が最後には幸せを掴む、っていうのは、正しいかもしれませんが、わざわざこの漫画で描くことはなかったと思います。
    まるで、間違えてしまった人にマウントとって嘲笑っているみたい。
    こんな無駄なものにコマ数割くくらいなら、もっと騙されたその後のことをガッツリ描けばいいのに。

    とてもムカつきましたが、話自体は面白く読ませてもらったので、☆4で。

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    淡々と綴られる所がかえってリアル

    獄中の犯人と会い、その実像に迫る形で描かれたルポタージュ。
    その罪状、生い立ち、罪に至るまでの経緯と心情…… 調べて想像すれば、いくらでも深掘りできそうであるが、本書はそれを敢えてしない。

    実際に会ってみたイメージ、行った会話、その罪状…… 淡々と綴られるそれは、想像を挟まない 『明白なこと』 だけであるため、却ってリアルである。

    私は常々、凶悪犯罪者は認知構造に問題があるのではないかと考えているが、本書を読んで、より確信が深まった。

    認知構造の問題とは、ざっくり言うならば 『他者の痛みを想像する能力に欠けている』 または 『感情のコントロールが不得手』 という2点に集約される。

    この2点に問題のある人は、集団の中で生きにくく、問題を起こしがちである。
    それが、たまたま大きな問題となって現れたのが、本書で紹介されている凶悪犯罪なのだろう。

    凶悪犯罪を起こした人たちは 『悪を為そう』 としたわけではなく、社会的な善悪の基準を理解せず、そこからズレてしまっただけである……。

    だから同情せよ、というのではなく、それを私たちがどう考えるかを問うのが、本書の目的ではないだろうか。

    最後に私の答を書くならば、
    『為そうとして為される悪よりも、為そうとせずに為される悪の方が恐ろしい』

    矯正の見込みがない彼らを、再び世に出すべきではないと思う。

    • 2
  7. 評価:4.000 4.0

    我慢して最後まで読んで良かった……

    なんだか真意がよく分からないアシスタントの言いなりになる少女漫画家の話。

    中盤までが猛烈にイライラしましたが、このまま読むの止めると後味が悪いのと、ラストがすごい良いというレビュー多数なので我慢して読みました。

    確かに中盤以降、主人公の少女漫画家がキレてからのどんでん返しは面白かったし、ラストも良かったです。

    途中でイライラした人は、ぜひ最後の3話分ほどだけでも読んでください。印象が変わります。

    それにしても創作って大変なんですね…… 漫画家の苦労がよく分かりました。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

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    6話に衝撃の事実。続きが気になり全話一気読みしましたが、いまいちでした。

    愛娘の突然の死、受け入れ難い気持ちはわかります。
    自分のなかで娘が生きている架空のストーリーをつくりあげ、毎週土曜に会いに行って誰もいない空間にむかって話し続ける、すごく切ない。

    なんですが、死の受容と再生の過程がいまいち…… たまたま出会いがよくて、めっちゃいい友達がいて、周りの人がすべてなんとかしてくれるだけです。
    うーん。
    まあ、ぽやぽやしていても人に恵まれてて良かったね、としか言いようがなく。
    話数短いから仕方ないのかな。
    展開が早く読みやすかったです。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    なぜ特攻なのか……考えさせられます。

    毎日無料、19話まで読みました。
    人間魚雷、回天を巡る人々の思いが中心になって展開されています。
    戦時下の言いたいことも言えず、「国のため」  と言いながら死に向かっていく状況は、現代の私たちからみたら、頭おかしい、洗脳されている、というふうに見えると思います。

    けど、その中でも…… いえ、そんな状況だからこそ、彼らは真摯に 「生きる意味」 「死ぬ意味」 について自らに問いかけ、人と語るのでしょう。
    しかし、彼らの見出だした答えは、私にはあまり納得が行きません。価値観が違いすぎるのだと思います。
    彼らが、死んでいくしかない、それがただただ切なく悲しい。
    なんとかならなかったのか、というモヤモヤした思いが、読み進めていくとつのってしまいます。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

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    最初の掴みから面白く、つい課金して5話まで読んでしまいました。中込さん夫妻の話までです。

    面白くはあるんだけど、サクサク進みすぎて物足りないです。
    中込さん夫は7年もどこに隠れていたのか?
    どんな思いで何をしてるところで発見されたのか?
    中込さん父が殺された理由も 『表向き良い顔しつつ、陰では離婚届渡されてた』 程度では弱いと思います。実は中込さん虐待してたとか、中込さん母は父の横暴で精神的にやられて亡くなったとか、『もうこいつ殺されて当然』 って思えるくらいの理由がほしい。

    ラストあたりの、主人公の中込さん夫婦への説教も、なんだかなー、って感じがします。
    個人的な好みですけど、こういうのは他人が偉そうに説教すると底が浅く見えるんですよね。

    依存するのではなく、お互いに自立しながら、しっかり向き合って、その上で寄り添って生きる。夫婦自身が気づいてくれたのなら、良かったのにな。

    • 0
全ての内容:★★★★☆ 1 - 10件目/全16件

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