4.0
良くできています
最初の数ページ目から凄く惹き付けられる作品だと思いました。暗く、悲しいお話です。ヒロインのセレーナもヒーローのライアンも。過去への伏線も張り巡らされており、回収も見事でした。ただ、本当に暗い話なので気分の滅入った時に読むのはオススメできないです…特に中盤なんて辛くて読むのが苦しくなりましたし。
ただ、それでも読み進められたのはこの作者の構成力に尽きると思います。一見の価値は十分あるかと。
ただ、≪ヤバい≫等現代の言葉使いが使用されてる箇所が残念です。折角世界観に引き込まれていても、その瞬間現実に呼び戻されてしまうからです。
その辺りが不満だったので☆4にさせていただきました。
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