5.0
山岳マンガの傑作
エベレストの難所K2。そこに至る最後の村に、本名を名乗らず、ただKと呼ばれ日本人と噂される凄腕のマウンテンポーターがいた。
山岳救助のスペシャリストでもあるKは金や情で動かず、ただ山々への深い理解から「登れる」と判断したときだけエベレストに挑む…。
谷口ジロー先生の圧倒的な画力から伝わる「大自然の恐怖」と、人間がいかにちっぽけな存在なのかを知らされる「スケール感」に終始圧倒されます。
谷口ジロー先生の山岳マンガと言えば「神々の山嶺」が有名ですが、こちらもオススメです。
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