みんなのレビューと感想「青楼オペラ」（ネタバレ非表示）

絵がキレイ

遊郭吉原を舞台に、親の仇相手を探すヒロイン朱音（あかね）と、惣右助（そうすけ）の恋愛物語です。
絵のキレイさと他の方々のレビューを見て購入。
絵は好みですし上手だと思います。
話もちょうど良いテンポ感で読み進められました。
が、、あまりにも絶賛のコメントしかないので少し厳しめな個人的感想も書かせて下さい…。

ストーリーは特に深みはなく、勘の良い方なら次の展開がわかる伏線も多いです。
こちらの作者様はBlackBirdもそうですが、とにかくいきなりヒーローに溺愛され、最初は反発するも次第にヒロインも相手に惹かれていく、、、という形で展開していくのが基本型なのでしょうか。

ヒーローは強引だけど優しく、思いやりもあり、一生懸命で魅力的に思います。
それに対してヒロインは無条件に愛され、守られる事が多いです。

親の仇相手を探すためにわざわざ吉原に身を沈める自体疑問ですが、それは設定上仕方ないとしても、その割に周りの男性方に守られて身も清いままで、本当にお姫様育ちだな〜と思います。

ですが登場する男性はかっこいいのでとにかく愛される展開が好きな方には何も気にならず面白いと思います。

そうすけファン

遊郭が舞台の復讐ストーリーだけど、登場人物のキャラに親近感がもてて、ストーリー途中は茜とそうすけの切なすぎる駆け引きに毎回もどかしくなったりキュンキュンしたりしてます(^^)続きが気になりすぎて、毎月のご褒美に課金して読んでます⭐︎

読み返したくなる

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江戸時代の恋愛物語。ミステリー要素も少し入りつつ、二人から目が離せません。一気に一回読んでも、もう一回読み直したくなります。
朱音がもう少し大きかったら利一との恋愛の可能性もあったかも。それはそれは面白そう、、、
江戸時代のものなので絵がきれいで着物とか建物で世界観を楽しむことができます。

花魁カワイイ！

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家がお取り潰しになってしまい吉原に。家族のカタキをとるために。肝が座ってる世間知らずな女の子が応援したくなります。個人的には若旦那より利一郎がステキ（笑）

ありそうで無さそう。推理ものに惹かれます

遊郭の話としては軽いという感想もあるけれど、この作品の趣旨は、遊郭の辛さを訴えるものではないし、全員が全員、辛い思いをしていたとは限らないし、どんな歴史物もそうだけど、史実通りかどうかというのはだれにも検証できないもの。

そもそも史実と思っているだけで、どの書物も完璧ではない。だれかの目線で書かれたものなのだから。バイアスのかかっていない書籍などありません。現在の刊行物も然り。

物語として、この作品は魅力的。それで十分。このヒロインは訳もなくモテるわけじゃなく、ちゃんと理由がある。美人、かわいいと書いてあるし、かわいくて健気に生きている子はモテるもの。現代版の「クラスの冴えない子がなぜかイケメン男子からモテる」のと同じにしてはいけないと思います。その手のは、私も理解に苦しみます。

少なくとも、あかねは恵まれていた自分を俯瞰しようと努力しているし、そうでない人への配慮がある。そして、顔もいい。ときたら、普通、モテて当然。

素直にフィクションとして楽しめる作品だと思います。

時代物だけど、感情移入しやすいです。

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花魁と武士の世界の話だけど、
歴史物臭くなく、花魁の言葉遣いは
独特でそれは感じよく響き、
他は現代によった表現なので
入りやすさがあります。

好きなのに意地張って…って中学生
みたい（茜はでもまだ成人してないんです
もんね…）に素直になれず、また旦那も
同じで…ってなかなか通じ合えないところが
焦らされてよかったです。

茜のご実家の事情については、課金しないと
わからないのですが、そこまでは読むに
至っていません…。
その事情を乗り越えて、2人がどうなったのか
は知りたいところです。

ヘルタースケルターみたいに華やかな
感じで映像化してほしいです。

何度でも

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何度でも読み返したくなる物語です。
武家の出の茜は、両親が◯ろされた場面を目撃し、犯人と思われる人物も目撃。
仇を取るために遊女に身をやつし…そこに茜の身を案じた利一郎（茜の家に使えていたが僧になっていた）が寺から逃げ出して来る。
あまり「あらすじ」は得意ではないので、他の方のをみてください（笑）
全体を通して、ドキドキハラハラしますがほっこりする場面もあり、花街の話なのにエッチな場面も無いし…
ただ、内容と題名（青楼オペラ）が合ってない気がして…
でもまた読み返したくなります。
もう一度、読んでこよう！！

遊郭が舞台だけど少女マンガ

遊郭が舞台のマンガは、そこに生きる女性の辛さ、たくましさ、愛憎がとても惹き付けられるのですが、このマンガはライトな感じで読めます。
主人公は武家の一人娘で、両親を惨殺され、家は取り潰しになりました。下手人の特徴をしっかり覚えていることから、吉原一の花魁になれば、犯人が探せるかもしれないと、自ら遊郭に身を落とします。売られた店が大店で、ナンバーワン花魁の引っ込み禿になれ、さらに助けてくれるイケメンが二人いる。リアルな遊郭マンガを求めるなら、ちょっとあり得ない設定です。郭の暮らし、遊女の末路もチラッと出てきます。吉原が舞台なだけで、目的を遂げるためのサクセスストーリー、シンデレラストーリーと思って読むと面白いです。
主人公の面倒を見る花魁がカッコいいです。セクシーで、性格悪くて、でも懐が広い。禿を１人持つと自分の借金が増えるのに、１５歳で大きくなりすぎ、普通なら一から仕込まない主人公を引き受けたのは男前でした。
単行本出てますよね。読みたいな🎵

若旦那素敵

BLACK BIRDにハマった後、こちらの作品に来ました。
とにかく絵が、人物の表情の描き方が好きです。男性キャラは特に。BLACK BIRDよりも一段と画力が上がっていて、惚れ惚れします。若旦那ステキ♡
ただ、舞台が吉原ってのがどうしても受け入れられない… いくらなんでも遊女って…… 遊廓を美化しすぎているように思えて、漫画の世界とはわかっていてもちょっとムリ……
ということで星４つにしました。

時代もの、恋愛ものとしては◎

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まず絵がかわいい。そして着物など装飾品が美しくて、見ているだけで楽しい。当時の風俗が知れるのもとても興味深いです。
ラブストーリーとしては、お互い惹かれあっているのに一緒になれないとわかっていて、いつも根底にある切なさに胸を締めつけられました。
サスペンス要素としては、ちょっと拍子抜けな結末でした。それで星一つマイナスにしました。
サイドストーリーになりますが、紫ちゃんの恋と生き様にいちばんグッと胸を掴まれました。