4.0
ファンタジーなのに現実に起こりうる
初恋に9年も未練がある俺としては、現在進行形で胸にザクザク刺さる作品です
現実に例えるなら深く長い初恋の未練から脱出して彼女(彼氏)と新しい道を歩こうとしてる中で初恋の相手と(仕事上や地域行事等で)関わるようになる
なんやかんや関わって行く内に初恋を思い出してしまい戸惑ってしまう
だがケジメとして今の彼女と結婚の約束をしたものの・・・当然、心ここに在らず・・・
「本当に好きだからこそ嫌いにならなければならない」って描写に涙が溢れる
同時に「本当に好きだから待ち続ける」って描写に胸が締め付けられる
ハッピーエンドって難しいなぁ
僅か数巻で本気の言葉が詰め込まれていて深い作品だと思った
読んでいて辛いけど好きです
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