4.0
終わった気がしないのは残念ですが
わくわくドキドキしながら読みました。
でも、最後は消化不良で、残念です。
結局、はなさんの出自をはじめとした、「知りたかったこと」は置き去りで、胡桃ちゃんの成長も描ききれてないように感じます。
それでも、たくさん星をつけたくなる内容の良さでした。
この作者さんの長編作品、ストーリーは面白いのに、ラストがなんか力業でまとめあげてたり、「え?そうくる?」みたいなのが多い気がします。
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わくわくドキドキしながら読みました。
でも、最後は消化不良で、残念です。
結局、はなさんの出自をはじめとした、「知りたかったこと」は置き去りで、胡桃ちゃんの成長も描ききれてないように感じます。
それでも、たくさん星をつけたくなる内容の良さでした。
この作者さんの長編作品、ストーリーは面白いのに、ラストがなんか力業でまとめあげてたり、「え?そうくる?」みたいなのが多い気がします。
「かんかん橋を渡って」を読んでとても面白かったのでこちらも読んでみました。「愚者の皮」「いのち輝いて」「お弁当放浪記」「桜人」も読みましたがこの作者の作品はどれも面白く、心にくるものばかりです。
このガレージ・ママはガレージで暮らしはじめたママを、あの手この手で追い出そうとするフォレストヒルズ興産の蒲生たちが、予想外のアイディアでガレージを守るママに苦戦し、なかなか追い出すことができなくて、、、という感じで話が進んでいきますが、途中からそんなのはあまり関係なくなっていったような気がします。子供の友達の家庭の問題をママのガレージ生活を通して解決させていく、というのがメインなような気がしました。ただママの作る料理や豊富な知恵が読んでいて子供の頃信じていた全能の母を思い出しほっこりした気持ちになりました。
ハナさんはとても強く優しい女性でもっともっと彼女の生活を見ていたくなります。
ドキドキハラハラはまったくしませんが、ほっこりしたい人にはおすすめです。残念だったのは途中から「愚者の皮」の絵にそっくりになっていって「愚者の皮」の狂気じみた感じを思い起こしてしまいました。
子供達のことをよくみている本当に素敵なお母さん。
それなのに、愛する夫子供達と離れて暮らさなければならないことに…
そして、お母さんの離れた先は…ガレージだった。
ガレージと家との別々の生活だけど。お母さんは、幸せそうに楽しそうに生活を続けていく。
おませなお姉ちゃんは、
自分がわがままを言っていたからだ…と葛藤し悩むけれど、ひたかかくし。
だけど、お母さんのガレージ生活を楽しむ姿にお母さんは、楽しいからガレージに住んでいるんだ!と思えるように。
不自由なはずなのに、知恵をしぼり弱音を吐くことなく過ごしていくけど…
どうなってしまうの~!!
そして…読むと色々反省してしまう…
すごく面白く、ためになるアイディアたくさんのお話しだと思って読んでました。理不尽な妨害で家にいることが出来なくなったのをきっかけに、ガレージで昔の道具を使っての料理や生活に感心してしてしましました。ところが結末、蒲生さんがハナさんを家に帰したのか、お嬢様がどういう行動をとったのか、などなど知りたかったなと思いました。「カンカン橋」がスッキリ終わったのに対して少しモヤモヤした終わりかたでした。
この人の描く漫画はすべて買っていますが、一番心が暖まる作品かなーと思っています。
主人公であるママだけがガレージで生活しなければならなくなったこの漫画。
普通なら自分の生活だけでいっぱいいっぱいなのに、自分の家族はもちろんのこと機転を利かせて関わる人たちを幸せにしていきます!
押し付けがましくなく、それでいて大事なことに気づかせてくれるママ!ほっこりする作品です。
ママさん、すごく愛情深くて子ども達を誰よりも思っている素晴らしいママだと思います。
しかーし、パパ!それでいいのか?とつっこみたい。自分が肩代わりした借金のせいで、どういうわけだか妻だけ家から追い出されて。
一家の主ならいっそひっこすとか、家族一緒にいる選択をしてもいいのでは?
私がこのママさんなら、怒ってる。
ていうパパへの不満は置いておいて、物がなくても幸せにいきられるってことを体現している作品だと思います。
この作家さんの描く女性が大好きで読んでみました。ほかのレビューでも書かれてますが、理想のお母さんが描かれててとてもほっこりします。
ガレージに住み続けるお母さん。
でもガレージにいる特殊な環境がむしろ子供たちを自立させてくのもなんだか素敵。
お母さんの愛情があるからだろうな。
このお母さん大好きです。
楽しかった!
日曜大工や家の趣味の知識も増えて、勉強になりました。
ハナの人柄に惹かれた人も多いのではないでしょうか。
しかし、結局ハナはその後どうなるの!?
本当にずっとガレージのまま?
この会社の行く末も気になるし、絶対続きがあったはずなのに、無理矢理終わらせた感があって本当に残念。
凄く考えさせられました。私にも娘が二人いて…やはり上の子は少しワガママで…。近くにいるだけが本当にこの子にとって良いことか…そんな風に感じます。感謝すること、反省すること、そういう大切なひとつひとつが、恵まれ過ぎる環境では雑に扱われてしまうように感じます。今後も見ていきたいと思います。ガレージママ頑張れ!!
この作者の描く作品って設定がぶっ飛んでてありえないって思うんですけど、読んでたらそこは気にならなくて、それ以上に内容が心に染みるってパターンが多い。このお話も素敵な家があるのに家族仲もバッチリなのにママはガレージで暮らさなきゃいけない。ってなんじゃそりゃって思うけど、冷暖房もないガレージで素敵に暮らすママの生活の知恵すごすぎだし、エピソードも毎回毎回泣かされる。