5.0
心に沁みる短編集
どの話にも、誰もが思い当たるエッセンスがあり、どこかで心にじんわりと沁み入ってくる短編集でした。絵柄は昭和チックでしたが、むしろこのストーリーにはマッチしていると思います。原作が高田都さんだったので納得です。日常に疲れたときに読み返したくなる作品だと思います。
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どの話にも、誰もが思い当たるエッセンスがあり、どこかで心にじんわりと沁み入ってくる短編集でした。絵柄は昭和チックでしたが、むしろこのストーリーにはマッチしていると思います。原作が高田都さんだったので納得です。日常に疲れたときに読み返したくなる作品だと思います。
人それぞれの人生模様の書き方が本当に上手で、文庫本を読んでいるかのように物語に入っていける作品です。現代では漫画の題材としてなかなか取り上げるのが少なくなったテーマがかかれていて、面白かったです。
日常の何気ない人間関係だったり、ほのぼのした1コマだったり、何かジーンとくるお話ばかりです。短編集なのに、人間の弱さとか、心情とか、温かみとか凄く表現されています。
暇なときに、ふわぁっと読むかんじ、かと思ったんですが、少し重たいなぁ、と思いました。同じくらい沈んだときに、続きを読んだ方がいいのかな、と、今は、読み止めることにします。
10年ぶりに再開した桜と梅と桃、合わない間にそれぞれ色んな事があったけれどお互いの思いを話して前を向いて生きて行こうと思えた、旧友っていいな、って思える心温まる。短編集で読みやすい。
絵とお話があっています。心理描写が丁寧で入り込めます。短編なので読みやすい!他のお話も読み進めようとおもいます。
ごく当たり前の日常にある誰かの喜びや悲しみ、そして優しさ、時間の流れの中で見落としてしまいがちな、大切なものが描かれていました。
短編ですが、あったかい気持ちになれる作品です。高田都先生の小説が好きで、こちらも読んだのですが、原作の良さをきちんと活かした作品でふね。
なんだか暖かい作品なのかなとは伝わってきます。無料一話ではなんとも言えないけど、昔からの友人が仕込んだ未来に向けての手紙っていいよなぁと思いました。
心がほっこりするお話です!
主人公の性格もよくいる感じで感情移入できます!最後まで読んでみようと思っています!