5.0
あ〜、やられたー
「きっと あたしは なっちゃんと出逢うために 生まれてきたの」
生まれたときからずっと一緒で、一度もよそ見をしなかったと言えば嘘になるけれど、でもそれも、自分の本当の気持ちに気付くためには必要な過程で、その後はお互いを思い合って…20歳で遂にゴールイン!!って、まるでまるで少女漫画、なんてベタな展開でしょう!幼馴染みLoveのお話は、星の数ほどありますが、その中でもこの「ハチこい」は、ドロドロもやもやが少ないほうで、ピュアな二人が想いを育てていく様子が可愛らしくて、正に全力で応援したくなる(特に小春を)物語です。
それにしても、普通のDK並みにおっぱい星人だった夏生の変わりようには目を見張ります。
「俺の恋は そーゆう恋じゃないよ」(うんうん、一度間違えたことがあったもんね)
「なにかのためにあきらめるとか そんな気持ちで彼女を好きなんじゃない 彼女の笑顔を守るために 夢だって追うんだ」くぅ〜っ、高校1年で、ここまで言うか〜っ? けっ、怖いもの知らずめ〜。でも、男の子は、こうやって「男性」へと成長していくんだね。高校卒業式で小春への片膝ついたプロポーズ、そんなやり方、一体どこで覚えたんだい?水瀬先生、ありがとう♡
「神様 あたしをなっちゃんに出逢わせてくれて ありがとうございます」あー、小春、あなたは一生なっちゃんを起こし続けていなさい。ベタでピュアで素敵な物語に、星5です。
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