みんなのレビューと感想「テンペスト」（ネタバレ非表示）

エロティシズムを感じるSF

📎主だった登場人物は‥
♠人類＝女性のみとなった世界にただひとり生を受けた男性｢姫｣。
♦姫の幼少期のクラスメイトであり、想い人である｢皇｣。
♦姫の親族で姫の全てを自分のものにしたい｢キリエ｣。

✏この作品の世界では、姫の存在自体が異端であり、本人にとってもその姿や生理現象さえも嫌悪の対象。

ですが。姫の中性的な内面や表情に対し男性らしい身体の外見、双方が相まって何ともセクシー💕
皇に忌み嫌われ、傷つき悩む姿にさえゾクッとします。

概念にとらわれ、惹かれながらも姫の存在を受け入れられない皇と、本能のまま姫を欲するキリエ。
妖艶な魅力を放つ二人のどちらかが彼の子を宿すことになるのか‥
人類の行き着く先は⁉‥続きが楽しみです。

独特の世界観

はっきりいって絵柄は好きじゃないし、レビューみたらBLが主の作家さんってなっててそういうジャンル興味ないし、でも評価高いから、まあほんとひまつぶしレベルで（すみません）無料分読んで…はまりました(笑)

独特の世界観と、ものすごく雰囲気のある色気、なんと表現したら伝わるかわかりませんが、いやらしくないセクシー？な感じと、純愛と、シリアスが、いい味だしてる感じ（若干？偏愛もありますが…）
テーマは重く、まったく明るくないマンガなので、重いのが好きじゃない人には向いてないと思いますが、私は続きがとっても気になってしまうので、読み続けます
ていうか、はやく続き出て！(笑)

思慕と嫌悪感。。あがらえない想い

主にBLを描いている作家さんのSF作品★

舞台は 男性が絶滅し 科学技術により
女性同士で繁殖が可能になった約2000年後の世界
女だけの世界に 唯一の男性である主人公･姫が
誕生し 両親は姫が男であることを隠して養育します
過去の歴史から 男性蔑視の教育を受けながら
成長する 姫とクラスメイトのヒロイン皇
育まれていった二人の恋心が 姫の秘密により
大きく変わってしまう。。

読み始めは 科学の知識が浅い部分も見受けられるのですが それを差し引いてもキャラ達の
しっとりとした濡れ感 & 緻密な感情描写が
素晴らしい！
ヒロイン皇 始め個性的な女性キャラ達の魅力に
惹き付けられます
20話くらいから 少しずつ伏線が繋がり始め
この世界観に どっぷりハマってしまう♪

狂おしいくらいの相反する激しい想い。。
早く続きが読みたいです !!

引き込まれました

科学の衰退だけでは説明できない矛盾がいくつもありますが、キャラクターたちの魅力や丁寧な心理描写に惹き付けられました。
特に女性であることが当たり前の世界で男性として生まれてしまった主人公の葛藤の描写は、ある種のリアリティを感じてしまいました。
これからどのような過程を経て主人公が男性である自分を受け入れるのか、ヒロインが男性である主人公を受け入れるのか、とても楽しみです。

ごめん、やっぱり無理。

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リアルタイムで追いかけてラスト後に読み通して、納得いかずに、時間を置いたけどやはり無理な作品でした(嗜好の問題？

ジェンダー？？？
えーと、今風にかっこよく言えばメリバでも許されると思うなよ(これに尽きる
メインがヒロインでもヒーローでもホモでも異性愛でもなんでもいいですけど、これはない。
ただ、ただ、大好きなキャラに幸せになって欲しかった。

メリバいらん。求めてない。
作者的には気分のいい？現代風の？かっこいいラストなんでしょうけど、オシャンティジェンダーのオシャンティ作者のオシャンティエンドとか求めていません。
ラストで不幸になるのかっこいーーとか求めてないです。

読み手の気持ちとして言わせてもらえれば、好きで追いかけてきたキャラの最後がこれか！？と。
切ない気持しかない。
爽快感は全くありませんでした。

しばらく置いて冷静になって、通しで読み直したけど、やっぱり無理！と思いました。
だって、作者さんは、ジェンダーでかっけー価値観しか大事ではないですよね？キャラよりもジェンダーかっけ！ですよね？
ならば、はじめから、そう言っておいて欲しかったなー

評価は星5です。絵とか表現とかラストの切なさとか本当にいいエンディングだった・・泣いた・・
でも、酔いしれメリバに不快感おぼえる層がいることは作者も理解して欲しい。

かっけー！ジェンダーかっけー！うまれかわりで幸せかっけ！とか、勘違いですからね？ホモでもジェンダーでも現世で幸せになって欲しかったよ。
萌えがあればメリバでも許されると思わないでいただきたい。
うまれかわらずに、幸せになる話が読みたかったし、結末は作者のマスターベーションでは？としか言えない。
☆5つけましたけど・・個人的には好きになれませんでした。

かなり

購入を迷って迷って、全部買いました。
もー、読むしかないんですよ。結局は。
レビューを読んで、どうしようと思っている方は、あれでしょ。無料の試し読みで続きが気になって、でも課金したくないんでしょ？
けど、最終的には、読みましょ。
そうしないと寝れないんです。
読めば寝れます。(笑)
読んで、寝ましょう。スッキリです。
もー、何年も読みませんでした。絵が苦手なんです。けど、読めばストーリーが凄すぎるから絵なんて気になりませんよ。
とにかく、迷っている方は
読むんです！お金はどうにかしてください。
何千円かで、あなたは安眠できるでしょう。

突っ込みどころはある

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後半になってようやく、もっと早く秘密を言えよと突っ込まれる姫ですが、ほんとにもっと早くからその葛藤に苛まれてて欲しかったなぁとか、看守の設定の後付け感と回収されきってなさとか、プロット上の突っ込みは色々あるんだけど、とにかくテーマとキャラが良すぎて困った。性差の葛藤ものに私自身がとても弱く、その点にこんなにダイレクトヒットする作品が初めて(ただの百合でもふたなりでもNLでももちろんBLでもない)だってことと、クイーンのラストの神々しさ、姫の色っぽさにすっかりやられてしまいました。女ならこういう女が、男ならこういう男がそれぞれ好みすぎる。男なのに姫、とかもういちいち好き。
描きたかったのは性差の破壊だろうからそのテーマのせいでSFにするしかなくてしんどい箇所もあっただろうけど、もういちどなんどでもにバカほど泣かされて読み始めましたが、後悔はないです。懲りずにSFもまた描いてみてほしい。こんなに波長が合う作家さんは初めてです

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女しかいない不思議な世界
物語の中心は姫と皇。2人は両思い。
皇は姫に私の子供を産んで欲しいと告白する。
が、姫には皇の気持ちを受け入れられない。なぜなら、姫は地球上で唯一の男。
卒業式の時に自分の秘密を皇に伝えるが、拒絶される。
お互いの進むべき道を歩んでいた２人が、ある研究施設で再開する。
皇は姫を受け入れない。許す事ができない。姫はすっかり大人の男。
少し異色で難しい内容だけど面白かった。
2人が結ばれる所や、昔と変わらず姫が皇を大切に思っている描写は素敵です。

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架空の世界が
舞台になってる話です。

ここの世界には、
ここの世界の
「当たり前」や
「常識」があって

何が常識かによって
こんなにも見え方が変わってしまい、
違う世界になってしまうのかと思った。

もしも
男性が滅びていなければ
ヒメの体が男性であっても
とくに誰も何とも思わなかったはずで。

どのような世界においても、
多数派の考えが
一般的とされてしまったなら
少数派は
生きづらさを抱えることになってしまうのは、
どこでも共通のような気がした。

本命に対して
みんな一途に相手を想う姿がピュア。

先が読めない展開で面白いです。

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男性が消滅した未来の世界で、男性として産まれた主人公の姫。性別を隠して生活する彼と想いを通じ合わせた皇だが、彼が秘密を告白すると拒絶してしまう。やがて地域ごとに人類が突然死する状況になり、科学者となった皇と、世界で唯一の男性･姫が解決に導くことができるのか､､という、ファンタジーやミステリーとしても読み応えあります。二人の恋もとても切なく気になりました。