3.0
漫画を愛しすぎた男の話
1980年代、漫画に情熱を注ぐ自信過剰な男が、プロ漫画家を目指すお話。
高橋留美子さんとか実名で出てきます。
ややシュール?で熱いコミックが好きな方はぜひ☆
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1980年代、漫画に情熱を注ぐ自信過剰な男が、プロ漫画家を目指すお話。
高橋留美子さんとか実名で出てきます。
ややシュール?で熱いコミックが好きな方はぜひ☆
漫画家デビューを人知れず目指している美大生のお話、大御所の作家の作品を独自の視点で評価するのですがその内容がいちいちおもしろすぎます!
テレビドラマから入ったので、ある程度の展開は理解しており、イメージもテレビの俳優が先行するかな。
柳楽優弥も良かったが、何より濱田岳の岡田が良かった。
読んでいてもウルフルズのメロディーが鳴り響く!
ギャグ漫画なんだろうけど、芸大の学生さんの視点、発想、着想はこんな感じなのかなと捉えて読むと、別の意味でおもしろいです。
芸術性の欠片もない私とは見てるものが同じでも全然違う捉え方をするんだろうなと、勉強になりました
完全に昭和の漫画だね。プロの漫画家を目指している焔 燃が暑苦しいんだけど、おもしろい!
それにマイペースな年上トンコが大阪弁で微妙なツッコミするのが、笑えるよ。
TVアニメの事情とか、オーディオ機器のこととか、ああこうだったなぁとすごく懐かしいです。庵野監督の学生時代も知れて興味深いです。
昭和の漫画やヒーローが好きな人にはたまらないです。しかも実在の人物がどしどし出てきて、興奮します。とりわけ庵野さんが出てくるとヤバイです。
80年代初頭の、漫画アニメ文化が花開くまさに夜明け前のリアルが描かれています。今は大物となったあの人もこの人も出てくる!
めっちゃ面白いですけど!でも、こんな奴実際いたらヤバいですね。会ってみたいけど遠目で見てるだけでよさそう。
久しぶりにお腹よじれて笑いました。
暑苦しいけどサバサバしていてある意味淡々と進んでいくギャグ漫画なので、
こういうのが好きな人にはすごく良いと思います。
個人的には、この暑苦しい空回り感が苦手かなぁ…と思ってしまいました。