4.0
むずい
作戦と思惑が複雑過ぎて一回読んだだけでは理解出来ない。史実に基づいて、被害を最小に留める上書き行動が最優先のミッション。実話から起こしたリアリティもあり、過去の大戦に対する不可抗力で、ハッピーエンドだろうが、アンハッピーエンドだろうがモヤモヤした気持ちになる作品。大戦を世界的な過ちとして再認識するには良いのかもしれないが、傷口に塩を塗る様な感覚も否めない。面白いと言うには不謹慎な程よく出来てると思う。
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作戦と思惑が複雑過ぎて一回読んだだけでは理解出来ない。史実に基づいて、被害を最小に留める上書き行動が最優先のミッション。実話から起こしたリアリティもあり、過去の大戦に対する不可抗力で、ハッピーエンドだろうが、アンハッピーエンドだろうがモヤモヤした気持ちになる作品。大戦を世界的な過ちとして再認識するには良いのかもしれないが、傷口に塩を塗る様な感覚も否めない。面白いと言うには不謹慎な程よく出来てると思う。
これね、
凄く興味が湧いて、一瞬読みたい!って
衝動に駆られたんですけどね。
SFものなんですよね(--;)
ちょっとね・・・
ミッドウェー海戦に、現代のイージス艦がタイムスリップして遭遇するって
設定ね・・・
どうしても自分には頭に入ってこないんです。
限り無くノンフィクションに近い作品でないと、
食指が伸びないんですよね。
たとえば『仁』や『帝都物語』や『魔界転生』、
『戦国自衛隊』とかも、
SFだとどんな魅力的な内容でも
受け付けられないんです。
この作品も、
イージス艦を題材にしたものと、
ミッドウェー海戦を描いた作品と、
別々に分けて描いてもらえたらなー
嬉しいですね。
せっかくの良い絵がもったいないです。
「沈黙の艦隊」で有名な、かわぐちかいじ氏の作品。
最新のイージス艦が、太平洋戦争の真っ只中にタイムスリップし、自衛隊という専守防衛が大前提にある海上自衛隊員が、圧倒的な戦力をどのように扱うか、苦悶する様を描いた歴史ifな人間ストーリーに引き込まれます。
現代の技術をもって過去にタイムスリップという、有りがちな設定ですが、時代背景がよく研究されていて、そうなったかもしれないという現実感がありました
長い物語の途中までしか読んでませんが、この先も読む価値のある本だと思いました
究極の政治SFです。かなり古いですが、映画「戦国自衛隊」の海上自衛隊バージョンというところでしょうか?歴史に介入して良いのか?自分達の存在意義は?多いに悩みながら答えを出し続けていく登場人物たちの悩みに脳天を叩かれながら読んでいます。
タイムスリップ物は好き嫌いが分かれるでしょう。
ただし、もし自衛隊が戦えばどうなる?
戦うか、戦わず降伏するのか。
有る程度戦果をあげて、講和するのか。
今のうちに考えておくべきことが多いですね。
戦争物のタイムスリップ物…という認識で読めばいいのかな?
単純に「面白い」というコメントはもしかしたら不謹慎になる?と思わなくもないけれど、歴史認識にも一役買ってくれるし、そういった意味では楽しめる作品だと思います。
タイムスリップものは幕末とか戦国時代が多いのに、太平洋戦争とは斬新でした。もしももう少し早く戦争が終わっていたら日本はどうなっていたのか。考えさせられる内容でした。
かわぐちかいじさんの作品は大好きだ。ハラハラドキドキ、気が気ではないが、こういうジャンルの映画も好きな自分にとって、バイブルと言っても過言ではない。
第二次世界大戦の敗戦を考えると悔しくて悔しくて仕方がない。でも、事実は事実として受け入れなくてはならない。でも、せめて漫画でならこういうのも良いかな。