みんなのレビューと感想「瑠璃の波風」（ネタバレ非表示）

単なる純文学と思ってたら

先入観無しに読み始めた所、東京から母と亡き父の故郷の島にやって来た少年と、島の人々の話で、純文学と思って読んでいました。沈黙の艦隊の海江田四郎の少年時代の話だったのですね。

勇気ある少年だと感心。それに、人心掌握術もある。沈黙の艦隊は有名なのでいずれ読んでみたいと思っていたので、こちらから読み始めた事はかえって良かったのかも知れません。

どんな大人に成長するか、楽しみです。

せつなくなる！

海江田艦長の少年時代・・・。時代設定の古さを感じますが、そうか、そういう背景のもとで育った子供だったんだな、と一人納得。一つ一つの話が広くて豊かで、あぁ、読んで良かったなぁ・・・と思いました。私は、深町洋の方が好きなのですが、海江田さん（を取り巻く人々も含めて）も好きになってしまいました。

沈黙の艦隊の主人公の少年期の話

これは沈黙の艦隊の主人公である艦長の少年期の物語である。どうやって育ったらあんな大人になれるのだろうと思っていたが、なるほど、こういった少年だったんだと納得いった。

海江田少年に会えた！

のどかな海の景色から始まるかわぐち流ストーリーは、あの沈黙の艦隊の海江田の少年時代なのですね！
かわぐちかいじはノスタルジーを味方につけて、沈黙の艦隊ファンをもう一度魅了してくれます。

11話無料だったので読みました。
ついついハマってしまいました。

どんな感じなんだろうと最初は思っていたのですが面白かったです。