4.0
ホッとする作品
子どもの頃に病院の待合室で読んだ覚えがありますが、最近になって兄が全巻集めていてびっくり。昔中居くんが主演でドラマ化して、漫画も話題になったような気がします。板前を目指す主人公が料理に向き合い、人間関係に四苦八苦しながら成長していくストーリー。日本料理の漫画なので家で作ってみようと言う料理やレシピ等はありませんが、ちょっと読むと懐かしいような、ほっとするようなそんな作品です。
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子どもの頃に病院の待合室で読んだ覚えがありますが、最近になって兄が全巻集めていてびっくり。昔中居くんが主演でドラマ化して、漫画も話題になったような気がします。板前を目指す主人公が料理に向き合い、人間関係に四苦八苦しながら成長していくストーリー。日本料理の漫画なので家で作ってみようと言う料理やレシピ等はありませんが、ちょっと読むと懐かしいような、ほっとするようなそんな作品です。
30年以上前から大ファンです。
個人的にグルメ物、料理物自体わりと好きですが、
この作品はそうでない方にもおすすめです。
まず、登場人物のキャラが好きです。
主人公だけでなく、脇役キャラまで味わい深く描写されていて、特にボンさん、横川さん、師匠が好きです。
人情ものの要素もありますが、湿っぼくなく、
読み終わった後に良い気持ちにさせてくれます。
1人の青年が親方に弟子入りして一から料理を学ぶ、兄弟子からはきつく叱られ飛び出しても頭を下げてまた元に戻る。伊橋くんの本気で板前を目指す姿が印象的でした。ドラマでは中居くんが伊橋役でしたが大女将の樹木希林さん、女将の岡江久美子さんが居なくてはこのドラマは成り立たず伊橋くんが親方になった姿は見れないのかと思うと残念です。
懐かしくてしみじみ。
中学生の頃、床屋で読んだ作品、その後料理の世界に入り伊橋と自分を想い比べたものでした。
今は違う道を歩んでいますが、うーんあの頃が懐かしくて涙が出てくるのです。
厳しかったけど、いい先輩が沢山いたなー。
絵が古いし好みじゃないし
登場人物とストーリーも地味というか
平坦で生温く
イマイチ魅力を感じないのだが
読み進めていくと物語の中の世界観に浸透していく感じで少しづつ入り込んでいけた。
強烈なキャラはいないが
現実の日常ってこんな感じだと思う。
板前修業を経験したような気持ちになれます。
昭和の香りいっぱいですが、妙に懐かしさを感じられるのは私が板場でバイトをしていたからかもしれません。
飾り切り等が出て来て、ちょっと身近な料理にも作品の応用が出来そうな気がします。
かなりの長編作品であり、伊橋くんの成長とともに移り変わる舞台を楽しみに読んできましたが、随分久しぶりに第一話を見てびっくりしました。伊橋くん、そういえば最初はこんな嫌な感じのできない奴だったんですね…。
料理人ものとして、かなり昔の作品でしょうか。
絵柄もキャラクターもしみじみと、台詞が少ないところにかえって職人気質の味わいがあって、昭和気分になります。
料理人の世界ならではの知識も散りばめられて、楽しいです。
食べ物の話だけかと思いきや、色々な人の人生の色々が描かれていて深いなと思った。一流の腕を持っていても博打でだめになっちゃう板前いるのか、それは悲しく残念。どうしたら自制できるのか、病気といわれる賭け事、心の問題なら原因を解決しないと。
ちゃらんぽらんで不遜な性格だけど味覚の鋭い料理人見習いの伊橋と、同じ年ながら3年先輩で真面目不器用な谷沢。対照的な2人が親方や先輩たちとの関係の中それぞれに影響し合い料理人として成長していく話。