5.0
吾郎と幼なじみの佐藤寿也が
個人的には一番好きです。
キャッチャーで吾郎のよきライバル。
吾郎の境遇とまた異なるけど
寿也も悲しい過去の持ち主。
祖父母と野球を大事にしてて、
吾郎と同様に応援したいキャラの1人。
キャッチャーだけあって頭がよく
たまに腹黒いです。
爽やかな雰囲気だけど手厳しかったり
闇も感じたり…。
野球を教えてくれた
敬意のあらわれか分からないけど
吾郎のことは一貫してずっと
「吾郎くん」と呼ぶのも好感が持てる。
だいたい敵チームになることが多い
吾郎と寿也。
でも
海堂高校入学前~入学後は
同じ高校を目指し、
同じチームに入ることになり
味方同士として過ごせる機会がくる。
幼いころキャッチボールをした2人が
バッテリーを組むのが感慨深い。
あんだけ苦労して入った高校。
吾郎が転校するくだりは、
寿也がさすがに気の毒で
「吾郎ひどくない?」という気持ちになりました。
吾郎らしいといえば吾郎らしい。
でもそりゃないぜという
寿也側に感情移入しました。
開いた口がふさがらなかったよ吾郎!
結果オーライで面白い展開にはなるけど…。
プロ野球もろくに詳しく知らなかった頃、
はじめて読んだにも関わらず
面白くて泣けた野球漫画です。
ホームドラマと青春ドラマと
スポ根とギャグと
ヒューマンドラマが合わさった感じ。
(うまく説明できない…)
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