5.0
素直に感動しました。
それぞれ2-4話のオムニバス・ドラマです。
なのに止まらなくて、一気に全話読んでしまいました。
美男美女がほとんど出て来ず、主役は大抵愛すべき「通行人A」たちですが、「足るを知る」事の大切さを改めて勉強させて頂きました。どれも好きですが、個人的には「大阪ハムレット」と「テレパシー」が沁みました。
少年アシベの作家さんで、「トモちゃんはすごいブス」も読みましたが、どちらも最高にオススメです。
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それぞれ2-4話のオムニバス・ドラマです。
なのに止まらなくて、一気に全話読んでしまいました。
美男美女がほとんど出て来ず、主役は大抵愛すべき「通行人A」たちですが、「足るを知る」事の大切さを改めて勉強させて頂きました。どれも好きですが、個人的には「大阪ハムレット」と「テレパシー」が沁みました。
少年アシベの作家さんで、「トモちゃんはすごいブス」も読みましたが、どちらも最高にオススメです。
「少年アシベ」や「ここだけのふたり」等のほのぼのコメディが得意な作家さんの印象だったので大阪ハムレットを初めて読んだ時は大阪の下町の悲喜こもごもな人間劇に意外な衝撃がありました
キャラクターの顔の造形が物凄く個性的ですが、実際関西に住んでみるとこんな感じの人が沢山暮らしていて人間観察眼と魅力的に見えて来る表現力が素晴らしいです
人の心の機微を巧みに表現した作品。
なんとなく目に入った作品で、私の勉強不足だけど作者の方も知らなかった。
でもレビューが高いので試しに読んでみたら心を鷲掴みにされた。
生きづらそうな愛すべきキャラクターたちがたくさん描かれている。
言葉にはできない思いや、普段飲み込んでいる気持ちがたくさん代弁されていて、それが読む人の胸を打つのだと思った。
アシベよりも独特の濃い表情で描かれていますが、舞台が大阪のせいかとてもマッチしていると思います。
登場する大阪の面々が本当にハートフル。
どこか懐かしく、心に染みる優しさ暖かさに思わず涙が出ちゃいます。
ほんの何気ないやり取りを見ているだけで癒される不思議な力を持った作品です。
ダントツでおすすめです!!
これがあの「少年アシベ」の森下先生?と数ページで眼からウロコな世界観でした。
個性的でインパクト大のコテコテ関西キャラなのに、じんわり心に染みてくる温かいものの正体はなんだろう?余計なセリフもムダなシーンもいっこもない、ありそうでなかった人情劇。「ともちゃんはすごいブス」もすばらしかったけど、これもサイコーでした!
アシベしか知らなかった作者さんだったので、印象がだいぶ変わりました。
アシベよりも、更に顔の癖が強く、その癖の強さで重いテーマとバランスを取っているので、そこまで暗くならず、引き込まれるのかなと思います。
全部が全部の話に共感することはなくても、あの漫画のどれか一つは心に響くものがあるのかと思います。
最初は絵を見て、なんか微妙だなーって感じましたが、読んだらとても面白かったです。関西弁が身近ではないので、多少読みにくさはありますが、強めに感じる関西弁の中にも優しさだったり、暖かさがあったりして、ほっこりします。
量産型タイプで鉄板漫画好きな人には、ハマらないと思います(笑)漫画ちょっと欲しくなりました。
苦手な絵だったけど大阪、とハムレットという
繋がらなさそうな単語のタイトルにひかれて読んでみました。
心配していた下品さはなく、どのキャラクターもピュアで
ほっとするようなお話。
ただ、幼いころから大阪で暮らしている私にも
聞いたことがないような大阪弁が結構あって
大阪でもどのあたりの土地なのか気になりました。
ゴマちゃんで見せた森下さんのほっこり感とは真逆な庶民の心の機微を描いた作品です。
ところどころ泣かされました。
大阪という日本の他の地域から見ると、少し異国的に感じられる設定も一役買ってるんだろうな。リアルとフィクションの境目を描くこのマンガの設定に。
綺麗で可愛いラインの絵で描かれています。
内容はなんだか人の細かな気持ちを描かれていて、そのバランスが凄くいいです。
作者が少年アシベの作者というのが驚きでした。
人情味のあるお話が短編であるので、気持ちよく読めます。
優しい気持ちになりたい方は是非。