5.0
10代の頃、「あさきゆめみし」を読み、優雅な平安絵巻を見ている気がしました。
大人になってこちらを読むと、より人物描写がリアルな感じがしていいです。大和先生の葵上は美少女な印象でしたが、牧先生の葵は、気位の高さがよく出ていて、その分稀代のプレイボーイの源氏に惹かれる部分もあるけど受け入れにくいとまどいがよく伝わってきます。
大人のための漫画版源氏物語だと思います。
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10代の頃、「あさきゆめみし」を読み、優雅な平安絵巻を見ている気がしました。
大人になってこちらを読むと、より人物描写がリアルな感じがしていいです。大和先生の葵上は美少女な印象でしたが、牧先生の葵は、気位の高さがよく出ていて、その分稀代のプレイボーイの源氏に惹かれる部分もあるけど受け入れにくいとまどいがよく伝わってきます。
大人のための漫画版源氏物語だと思います。
大人向けの漫画源氏物語です。
優雅かつ繊細な絵と愛憎混じったストーリー展開はわかっていながらも引き込まれていきます。
登場人物の女性が皆同じ長い黒髪の十二単ばかりでこれを描き分けるのは難しかっただろうと思います。
松本零士先生の奥様だけに何となく女性はメーテルに見える!
絵は好みが分かれるかもしれません!
数ある源氏物語作品の中では、けっこうシビアにドロドロと描いている作品ではないかと思います。
またこの絵とストーリーが妙にマッチしていると思いました。
私はお気に入りの作品です。
牧美也子先生の作品に出会えるとは。。
しかも、源氏物語という王道の歴史絵巻。
色々な方が漫画の題材にしている光源氏をどんな風に描くのか?楽しみですね~。
私的には、あさきゆめし、がイチオシなので、それにどこまで迫ってくれるか?
牧先生の描く源氏物語は 先生の絵柄と同じくあっさりさらさら。確執や嫉妬すらもあっさりさらさら。読みごたえは…あるような、ないような。漫画として楽しむならば大和先生のあさきゆめみしの方がオススメだけれど、史書をよみとき覗くならこちらかと。
無料1話ですが、どろどろしてますね。乳母にあやしげな薬物を使うように、とは。
「あさきゆめみし」や与謝野晶子訳を読んでの源氏ファンですが、こんな場面はなかったかと。どろどろの人間関係に魅力をおぼえる方には向いているのかも。
絵が繊細で美しく源氏物語の世界観に合っていてよかったです。本来のストーリーの合間に細かい脚色も入っていて分かりやすく読めました。
吹き出し以外の字が小さめで読みにくかったのは残念でした。
色々な作者が描く最も美しい物語ですが、やはり絵が綺麗でないと読む気になりませんね。元々この時代の美的センスは現代と大分ギャップがあるので、当作品の人物画が最も近いような気もします。
私も大和和紀先生の
あさきゆめみし
を読んで源氏物語に親しみました
なので絵に違和感が…
現実的な観点では
こちらが正解なのでしょうが
憧れの夢物語としては
ロマンチックが足りない気がします
でも源氏物語は好きなので
読んでます
誰もが知っている光源氏のストーリーですが、やはり何度読んでも飽きませんね。
難しい単語や昔の言い回しなどちょっと苦手意識がありますが、注釈をつけてくれているのが助かりますね。