【ネタバレあり】怪奇診察室のレビューと感想

この作者のお話は、昭和にありそうな人間の恐ろしさを、妄想をふくらませたらこんな感じかな？というような作品が主になっています。
こういう風に気にしすぎて心を壊してしまうのかな？と思ったり。

一話目からグロくて悲しい

犬木ワールド炸裂してます。
存在しない男を想像だけで作り上げて恋をしてしまう少女の話なのですが…
結果はやはりホラーなだけあって、グロいです。

怖いだけでは、無くて切なさも感じる作品です。
大人の身勝手に振り回されながらも懸命な子ども達。
その子どもを救う先生。
結末は、ハッピーエンドなのかな？と思います。

切ない話

犬木先生の絵は不気味で怖い話が多いですが、この話は切ない話。
懐かしい思いとともに読みました。

びっくり

実際にこう言う診療所があったら、解決にはいたらないみたいだけれど相談に行ってもそれより先に解決にはならないのは残念だけど最後はどうなるのかな

犬木先生の描くストーリーにしては
グロさの中に優しさがあり、少し救いのある作品だと思います。気持ち悪い描写もあるのですが、中二病の子供達に主人公の先生が人間らしく対応していて面白かったです。

す、すごい…！

この作品はおそらくかなり前の物…
それなのに「二次元症候群」なんて言葉が出てくるとは…
さすが！さすが犬木先生！！
“恋患い”はほんともう、すごいとしか…

この話すきでした。

ひさびさにお目にかかります。
子供の頃、この先生がだいすきで、愛してました。
あーーっこんな時がたってまた会えるなんてー！

もう私の方が年上じゃないですか😭