3.0
青春BL
高校3年の篠弓弦には、部活の後輩に芹生冬至という超絶イケメンがいる。
冬至は学校中の噂の的。
なぜなら、月曜の朝に告白してきた相手と必ず付き合い、週の終わりには、やっぱり好きになれなかった。とアッサリ幕を閉じてしまうのだ。
そんな冬至と月曜の朝に、ばったり会った弓弦は、冗談で、俺と付き合ってよ。と言ってみる。
しかし、冬至は冗談とは受けとめず、その日から、三年の教室に足繁く通って、放課後デートして、映画を観て、お互いの知らなかった部分を知っていく。
弓弦は、正統派王子様顔をしてるのに、中身は直情的、人に合わせるのが、大嫌いだという。しかし、くるくる変わる表情に冬至は目を離せなくなっていき‥。
冬至には忘れられない女性がいて、彼女に落ちていったのは日ごとだったから、次の恋に期待しながら、自分の心に見切りをつけるまでが7日間。
これは、そんな特別な7日間のお話。
高校生らしい嫉妬や純粋さがまぶしく、読んでいて、気持ちのいいストーリー。
一日ごとにカウントされる恋人でいられる時間に、二人の気持が変わっていく過程が丁寧に描かれています。
次の一冊で一週間が完結するので、是非、後編も読んでみてください。
- 0